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アメリカ・CommonGroundが2,500万ドル調達!オンライン会議3D化へ

アメリカの企業、CommonGroundが、2022年11月に2500万ドルの資金調達を行いました。アバターを使用したオンライン会議技術を開発したCommonGroundは、今回調達した資金をどう活用するのでしょうか。

今回は、CommonGroundの取り組みや資金の用途などを解説します。

CommonGroundとは

CommonGroundは、2019年に創業したスタートアップ企業です。アメリカのサンフランシスコのほか、イスラエルのテルアビブにも拠点を置いています。3Dアバターを使用したオンライン会議ツールを開発しているほか、この会議ツールでも使用できるリアルな3Dアバターを、スマートフォンを使って自動生成する技術も、CommonGroundによるものです。

オンライン会議にアバターを導入

2023年第1四半期にサービス提供予定のオンライン会議ツールは、会議室のようなバーチャル空間で、会議参加者がテーブルを囲むように座るように表示されます。アバターは、会議に参加している本人の会話に合わせて動く仕組みです。

CommonGroundが開発中のオンライン会議ツールは、専用のソフトウェアやVRヘッドセットが不要。VR使用のための機器導入に費用がかからないことはもちろん、VR酔いやVRヘッドセットによる疲労感もないのがうれしいですね。

資金はアバター技術開発に活用か

2022年11月に実施された資金調達は、シリーズAラウンドで行われました。CheckPoint Software共同創業者で前会長のMarius Nacht氏が調達をリードしたほか、既存投資家のベンチャーキャピタルGroveとMatrix、StageOneの3社も参加しています。

調達した資金は、日本円でおよそ33億円です。この資金は3Dを活用したオンライン会議ツールの開発・販売に向けて活用されます。また、本調達にあたりCommonGroundのCEO、Amir Bassan-Eskenazi氏は以下のようにコメントしています。

「アバター技術は、企業にも非常に適している。現在のオンライン会議では、身だしなみが整っていない、通話に適した環境にないなどの理由から、カメラをオフにした状態で通話することが多くなっている。プライバシーを守りながら視線を合わせたり、相手の話に反応したりと、バーチャルな環境で失われがちなコミュニケーションが、私たちの技術には備わっている」

本人そっくりの3Dアバターが集まるオンライン会議なら、現実世界の自分自身の服装などを気にする必要がないままに、相手の顔を見ながら話しているような環境を実現できます。

このオンライン会議ツールが社員1人ひとりのモチベーションアップやよりよいアイデアを生み出すことに貢献することを、期待したいですね。

オンライン会議もアバターやVRでもっとリアルに

CommonGroundが販売に向け開発を進めているツール以外にも、すでにVRを活用したオンライン会議ツールは存在します。VRデバイスを使用した「Meta Horizon Workrooms」、デバイス不要のオンライン会議ツールも登場しているなか、CommonGroundはより多くの方に支持される技術を提供できるのでしょうか。

リリースを楽しみに待ちながら、既存のVRオンライン会議ツールもぜひ活用してくださいね。

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