現実にある場所を再現しているメタバースは多く存在しますが、今回ご紹介するのは、東京都三鷹市にある京王井の頭線「井の頭公園駅」を再現したワールドです。VRChatに作られた「Inokashira-kōen Station(井の頭公園駅)」は、どのような魅力で人気を集めているのでしょうか。
早速、詳しい内容を見ていきましょう。
公開された「Inokashira-kōen Station(井の頭公園駅)」
「Inokashira-kōen Station(井の頭公園駅)」は、nyanyaさんというクリエイターが制作したワールドです。nyanyaさんは過去にも山手線を再現したワールドを制作しており、電車にまつわるリアルな場所の再現が好きなことがわかります。
「Inokashira-kōen Station(井の頭公園駅)」に入場すると、改札のシステム音と蝉の鳴き声が聞こえます。その音と目の前に広がるリアルな風景で、一気に夏の井の頭公園駅に訪れたような気分になれるでしょう。
駅構内から見た外の風景は非常に忠実で、駅の目の前にあるコンビニや店舗まで再現されています。井の頭公園駅を訪れたことがある方は、懐かしい気分を味わえるので特におすすめです。
現実では行けない場所も散策できる
駅構内の様子も、細部にわたって再現されています。改札口付近はもちろん、プラットフォームや待合室、連絡通路などもしっかりと作られており、夏の井の頭公園駅で電車を待っているような感覚に。
さらに「Inokashira-kōen Station(井の頭公園駅)」のすごいところは、線路に降りられるところです。現実では線路に降りてホーム下の緊急待避場所やレールを間近で見るということはなかなかできません。しかし、このワールドなら普段見られないところもじっくりと観察できます。
さまざまな場所を見て回るうちに、貼られているポスターの細かいしわ、エレベーターにできた傷など、リアルな井の頭公園駅をしっかりと見て、調べてつくられたワールドだということがわかるでしょう。
ドローンを使って駅以外の場所を見ることも
ワールド内で歩くことができるのは、駅構内のみです。しかし、ドローンを使えば住宅街や井の頭公園など、駅以外の場所も見ることができます。井の頭公園駅周辺の様子をよく知っている方はもちろん、そうでない方も楽しめるワールドですので、ぜひ訪れてみてください。
自然豊かな井の頭公園駅を楽しもう
自然豊かな井の頭恩賜公園の端に位置する、井の頭公園駅。今回ご紹介した「Inokashira-kōen Station(井の頭公園駅)」は、再現度の高さはもちろん、美しいフォトスポットとしての魅力も発揮してくれます。
散策はもちろん、記念写真撮影などもして、ワールドを存分に満喫しましょう。