「クロス新宿ビジョン」で有名な大型3Dビジョンが、大阪の中心部に新しく設立されました。梅田に新設した巨大ビジョンは、どのような映像を見せてくれるのでしょうか。
今回は、「梅田BS3Dビジョン」について解説していきます。
「クロス新宿ビジョン」で話題となった大型3Dビジョン
大型3Dビジョンというと、新宿駅東口徒歩1分の駅前ビル上部にある「クロス新宿ビジョン」が最も有名でしょう。「巨大な三毛猫が今にも画面から飛び出して来そうな映像」で、話題となった巨大スクリーンです。
「クロス新宿ビジョン」は、多くの信号待ちの人からよく見えるよう、4階相当の位置に設置されています。そこでは前述の三毛猫をはじめ、3Dで映し出されるさまざまなCMの視聴が可能です。ポムポムプリンやポケモンGO、NIKEなどの立体広告が放映され、多くの人が新作を知り、興味を持つきっかけとなっています。
1月正式稼働の「梅田BS3Dビジョン」
そんな巨大3Dビジョンが、大阪の梅田に新設されることになり、1月中旬より正式に稼働しています。
新設されたビジョンの名前は「梅田BS3Dビジョン」。JR大阪駅と阪急梅田駅をつなぐ、ペデストリアンデッキから眺めることができます。スクリーンの大きさは、約104平方メートルです。
カーブ型に作られたLEDビジョンで、立体的な3D映像だけでなく、2D映像も映し出すことができます。また、目に止まりやすい位置にあるため、広告だけでなく緊急時の「Jアラート」なども表示されるよう、システムの導入も検討しているとのこと。市民の安全・安心に寄与できるよう追求していくそうです。
大型ビジョンが大阪の新名物になるか
梅田BS3Dビジョンを制作したパス・コミュニケーションズは、野外大型ビジョンで有名な渋谷・原宿でノウハウを学び、自社媒体を拡張するための開発チームを作り、立ちあげました。そして現在は、屋外大型ビジョンやデジタルサイネージなどを中心に、映像制作をしています。
企画から演出まで、ワンストップで作り上げる実績を積み上げています。その力を生かし、ロケーションや生活環境、人々の流れ、3Dビジョンの形状など、トータルに考慮した結果、大阪の中心部「梅田」に新設することが決まったそうです。
近年の梅田はJR大阪駅周辺の再開発が進み、新しい商業施設やグルメの名所、目印となるようなインパクトのあるランドマークなどが生まれています。日本のみならず、世界からも高く評価されている繁華街を形成しており、超高層ビルなども立ち並ぶ商業都市ともいえるでしょう。
そのため、関西のあらゆる方々や観光客に驚いてもらえる屋外メディアを新たな大阪の名物となることが期待されています。
新時代の広告を見に行こう
「クロス新宿ビジョン」で話題となった大型3Dビジョン「梅田BS3Dビジョン」が、大阪の中心部・梅田に新設されました。カーブになっているLEDビジョンで、どのような3Dの立体的な広告が流れるのか、今後が楽しみですね。
最新技術を駆使した、新感覚で新時代の3D広告を、ぜひ見に行きましょう。