メタバースプラットフォーム「cluster(クラスター)」で、日本の大手自動車メーカートヨタが「TOYOTA GAZOO Racing」と協力し、「バーチャルガレージby TGR／LEXUS」を開催しました。イベントはすでに終了してしまいましたが、LEXUS、トヨタの多くのファンが集まり大盛況だったようです。
今回は、「バーチャルガレージby TGR／LEXUS」の、気になる内容をご紹介します。。
人気メタバースプラットフォームの1つ「cluster」
「cluster」は、スマホやパソコン、VR機器などを使ってバーチャル空間へ行き、そこで行われるイベントに参加したり、友達とコンテンツを楽しんだりできるメタバースプラットフォームです。バーチャル空間では自分の分身であるアバターによって、世界中の人たちと友達になることができます。
現実世界とは異なるもう1つの世界を楽しめる仮想空間は、インターネットさえ繋(つな)がればどこにいても体験できるので、自宅など好きな場所にいながら、世界中の人たちと気軽にやりとりができるでしょう。
イベントの際にはオリジナル会場・アバター・演出・企画など、開催元の企業のイメージに合わせて、制作を行なってくれます。今回のトヨタのバーチャルガレージもこの特徴を生かし、トヨタの色に染まったイベント空間となりました。
ちなみにclusterのアプリは、スマホやパソコンでインストールが可能。VRゴーグルを使用して、イベントなどに参加できます。
メタバース展示会「バーチャルガレージby TGR／LEXUS」
メタバース展示会「バーチャルガレージby TGR／LEXUS」は、「東京オートサロン2023」をより多くのお客様に見ていただくことを目的に、「cluster」で2023年1月13日から22日まで開催されたイベントです。入場料は無料で、トヨタが出展した車両の内部構造や外観を、時間や混雑を気にすることなく楽しむことができました。
また、「お客様参加型モータースポーツ未来会議」と題し、2022年SUPER GTやSUPER FOMULAを振り返った選手たちのトークも、14日と15日に4回に分けて開催。こちらもモータースポーツファンを中心に、大いに盛り上がりました。
「バーチャルガレージ by TGR/LEXUS」内で行われたイベントや、現地ステージの模様は、「TOYOTA GAZOO Racing 東京オートサロン」の特設サイトでも、ストリーミング配信を実施。会場へ直接行ってない方も、配信で現地の様子を楽しむことができました。
さまざまな車両を展示
「バーチャルガレージby TGR／LEXUS」では、バーチャル空間で多くの車両が展示され、アバターとして参加した方々は、リアルな外観や内装を間近で見て楽しみました。特別車両を中心とした展示では、普段は目にすることのない車も存分に堪能できました。
展示車両のなかにはは、2022年Rally Japanラリチャレ豊田にて披露された限定色の黒をあしらった「GR Yaris Rally2 CONCEPT」や、LEXUSのバッテリーEV「RZ」をベースに、走行とカスタマイズの楽しさをコンセプトにした、佐々木雅弘選手のモデル「RZ SPORT CONCEPT」なども。
また、AE86トレノの水素自動車「AE86 H2 CONCEPT」や、電気ユニットを搭載している状態が見られる「AE86 BEV CONCEPT」なども展示。こちらの展示では来場者に「cluster」のワールドクラフトで使用できる「AE86ミニチュア」もプレゼントされました。
このほかにも、clusterのバーチャル会場に来場した方にはログイン特典として、ワールドクラフトで使える限定ステッカー「モリゾウデジタルステッカーRally ２バージョン」のプレゼントなどの特典もありました。「バーチャルガレージby TGR／LEXUS」の終了後も、イベントの余韻を楽しめるうれしいプレゼントとなったのではないでしょうか。
期間限定イベントに行ってみよう
「cluster」で開催された「バーチャルガレージby TGR／LEXUS」では、トヨタとLEXUSの限定車両がバーチャル空間に登場。リアルな外観から内装までを、気軽に見て堪能することができました。
期間限定開催や限定特典がもらえるイベントは、「cluster」はもちろんさまざまなメタバースプラットフォームで開催されています。これから行われるバーチャル空間でのイベントも、ぜひ参加して新たな体験を楽しんでみてください。
