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マイクロソフトのソーシャルVR「AltspaceVR」、3月10日にサービス終了!

マイクロソフトが運営するソーシャルVR「AltspaceVR」が、2023年3月10日にサービスを終了することが発表されました。今後は「Microsoft Mesh」というマイクロソフトの異なるサービスに注力していくと予想されています。

今回は、「AltspaceVR」終了の理由や今後のマイクロソフトの動向について解説します。

ソーシャルVR「AltspaceVR」とは

「AltspaceVR」は2013年にリリースされた、ソーシャルVRサービスです。複数で空間を共有できるという、現在は「当たり前」のサービスを2013年から提供していました。

当時は革新的なサービスとして注目を浴びましたが、VRが現代ほど身近なものではなかったこと、VR環境を整えてまで体験するほどコンテンツが充実していなかったことから、ユーザー数の増加が少なく、2017年に資金難に。一度はサービス終了が発表されましたが、アメリカのマイクロソフトが買収したことで、サービスを再開しました。

「AltspaceVR」では、頻繁(ひんぱん)にバーチャルライブイベントが開催されたり、ユーザーがアクセスできる「ワールド」などがあり、現在もVR協会や大企業の会議、マジックショーなど幅広い用途で活用されています。

サービス終了の理由は「不明」

実は、3月10日にサービス終了を決定した明確な理由は、不明です。しかしマイクロソフトは1月18日に、「3月末までに1万人規模の人員削減を実施する」と発表しています。

この発表を受け、大幅な人員削減に、「AltspaceVR」の開発に関わるメンバーが対象となっているのではないかと、サービス終了の理由について予測されています。2月19日現在、マイクロソフトから明らかな理由が語られてはいませんが、人員削減も理由の1つだといえるのではないでしょうか。

今後は「Microsoft Mesh」に注力か

3月のサービス終了後は、「Microsoft Mesh」というMRフレームワークを活用したサービスの提供に注力するといわれています。「Microsoft Mesh」はデベロッパーによる利用を想定したサービスで、空間内での音声コミュニケーションをはじめ、クラウドベースのアセット管理、シーンの保存、アバターシステムなどを提供しています。

これを活用し、よりよい没入体験や有能なサービスを私たちに与えてくれることが期待できます。

「Microsoft Mesh」の進化に期待!

さまざまなメタバースプラットフォームが人気を集めるなか、ソーシャルVRの歴史の一端を担った「AltspaceVR」が、サービスを終了してしまうことを悔やむユーザーは多くいるでしょう。

マイクロソフトが、人員削減や「AltspaceVR」サービス終了などの転機を迎えたことで、今後どういった変化を遂げるのかは、多くの方が注目しています。「Microsoft Mesh」の進化にも期待しつつ、マイクロソフトの今後に注目していきましょう。

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