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Mojo Vision、スマートコンタクトレンズからの事業転換を発表

スマートコンタクトレンズの開発に取り組んでいたMojo Visionが、資金難により事業転換をしたことがわかりました。今後は、マイクロLEDディスプレイへと事業転換をしていく見通しです。

今回は、改めてスマートコンタクトレンズがどういったものだったのかを振り返り、新たな技術開発についても見ていきましょう。

スマートコンタクトレンズ「Mojo Lens」を開発していたMojo Vision

Mojo Visionといえば、メタバースニュースでも取り上げたスマートコンタクトレンズ「Mojo Lens」の開発が有名です。日本のコンタクトレンズメーカー・メニコンとの共同開発契約や、大型資金調達が話題となりました。

2022年3月末には、「Mojo Lens」の最新プロトタイプを公開したことで話題となりました。手を使わず、視線のみで操作できる「目に見えないコンピューティング」が実現することを、楽しみに待っていた方も多かったのではないでしょうか。

資金難により事業転換へ

そんなスマートコンタクトレンズの開発が、残念ながらストップしてしまいました。Mojo VisionのCEO・Drew Perkins氏は、今回の資金調達難について、「世界経済の低迷、厳しい資本市場の状況、先進的なARプロダクトの市場ポテンシャルが実証されていないことなどから、資金調達で大きな困難に直面した」とコメントしています。

さまざまな事情が重なり、やむなく完成を目前にしたスマートコンタクトレンズの開発をストップすることになってしまったMojo Vision。代わりに新たな技術の開発に、注力していくようです。

マイクロLEDディスプレイの技術開発に注力か

今後、Mojo Visionはスマートコンタクトレンズの開発を保留するだけでなく、従業員のおよそ75%を削減します。そして、「Mojo Lens」に組み込まれていたマイクロLEDディスプレイの技術開発に専念し、この技術を商業化することを目指していくそうです。

ちなみに、ディスプレイ分野では2022年5月に、GoogleがAR・MR向けのマイクロLED開発企業Raxiumの買収を発表しています。大きな動きがみられるディスプレイ分野で、Mojo Visionは生き残っていけるのでしょうか。

今後のMojo Visionの動向に注目

スマートコンタクトレンズで世界から注目を浴びたMojo Vision。今後、LEDディスプレイという新たな分野で、活躍していけるのかが非常に気になるところです。Mojo Visionの今後の動向にも注目しながら、ディスプレイ分野の進歩を見守っていきましょう。

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