スナップチャットは今回、ARレンズによって「ルイ・ヴィトン」と「草間彌生」のコラボレーションを実現しました。ロンドン・パリ・ニューヨークでしか体験できない内容なのですが、日本でも美しい草間彌生の世界を楽しめる方法があります。
今回は、ルイ・ヴィトンと草間彌生のコラボや、スナップチャットがどんな機能を搭載しているのかなどを解説します。
写真SNS「スナップチャット」とは
スナップチャットは、写真をSNSにアップロードして楽しむことができるコンテンツです。会員登録をすると、個人同士やグループで、チャットでのコミュニケーションが可能。また、スナップチャットで撮影した画像や動画の投稿も可能です。昨今、アメリカではInstagramよりもスナップチャットのほうが身近な存在となっており、10代が選ぶSNS第1位になるほどの人気ぶりです。
スナップチャットで主にできることは、大きく4つ。撮影した写真や動画をフレンドに送れる「スナップ(写真や動画)を友人に送る」機能や、フレンドと会話を楽しめる「友人とチャット」機能、全ての友人に向けて撮影したスナップを公開できる「ストーリー」機能、そして、フィルターで楽しむこともできる「写真屋動画を加工」機能です。
特に、スナップチャットのなかで注目を集めているのは、友人に向けたスナップやチャットの会話内容が、わずか数秒で消えてしまうことでしょう。秒数の変更は可能ですが、トークを保存しておかないと消えてしまうので注意する必要があります。
ルイ・ヴィトンと草間彌生のコラボARレンズが登場!
そんなスナップチャットがARを活用し、高級ファッションブランドの「ルイ・ヴィトン」と、芸術家「草間彌生」を題材とした「ルイ・ヴィトン×草間彌生」を配信しました。
リリースされたARレンズは、建物やお店などを自由にランドマークできる「Landmarkers」機能によって体験できます。ロンドン橋や凱旋門、自由の女神などをスナップチャットを通して見ると、その建物に草間彌生さんの代名詞である「水玉模様」が、ARによって表示されます。
「スナップチャット」からのコメントは…
ARレンズを使った配信について、スナップチャットはプレスリリースで以下のようにコメントを発表しています。
「ARは私たちを取り巻く世界を、ブランドやアーティストが試行錯誤し、消費者にアプローチするためのオープンなキャンバスへと変化させます。Snap ARとSnapchatカメラにより、象徴的なランドマークをデジタルで乗っ取ることが可能に。さらに草間氏のシグネチャーである’水玉模様’を、フィジカルな世界とデジタルな世界の両方に描くことで、ルイ・ヴィトンはSnap ARの力を借り、次元のギャップを埋めることができます。」
スナップチャットが提供する技術は、有名ブランドと芸術家による新たな世界を、私たちに見せてくれるでしょう。
水玉模様のランドマークを見てみよう
今回ご紹介した「ルイ・ヴィトン×草間彌生」は、ロンドン・パリ・ニューヨーク限定で楽しめるコンテンツです。残念ながら日本では建造物に水玉模様を浮かび上がらせることができませんが、海外のユーザーがスナップチャットに保存した静止画や動画で、美しい草間彌生の世界を楽しめるでしょう。
ぜひ登録して、カラフルに彩られた世界の有名建築物を見に行ってください。