仮想都市を具現化するという近未来的なプロジェクトが、2023年2月に始動しました。このプロジェクトを通して、私たちはどういった世界を見ることができるのでしょうか。
今回は、仮想都市「神椿市」具現化に向けた、「KAMITSUBAKI VERSE PROJECT」について解説します。
仮想都市「神椿市」とは
「神椿市」は、共創型コミュニティアドベンチャー「神椿市建設中。EMERGENCE」の舞台となった街です。このイベントは1ヵ月限定で実施され、プレイヤーは「「神椿市復興課」からの依頼を受けて、さまざまな謎に挑戦しました。
「神椿市建設中。EMERGENCE」は、小説やTPRG、ノベルゲーム化も予告されており、「伝説の1ヵ月」を体験した方にも、体験できなかった方にも、大きな注目を浴びたことがわかります。
「KAMITSUBAKI VERSE PROJECT」で “Web3エンターテインメント”創出へ
そんな「神椿市」を具現化することを目的に発足したのが、「KAMITSUBAKI VERSE PROJECT」です。「神椿市」におけるデジタルアイデンティティ「KAMITSUBAKI Resident Genesis」の開発も、プロジェクトの内容として組み込まれており、 “Web3エンターテインメント” の創出に挑みます。
今回のプロジェクトは、クリエイティブレーベル・KAMITSUBAKI STUDIOが実施するもので、「神椿市」メタバース化に向けて、2022年秋にはファンディングも実施。支援者にトークンを発行できるクラウドファンディングサービス「FiNANCiE」を利用して行われました。
制作に関わっているのは…
今回のプロジェクト始動にあたり、「KAMITSUBAKI Resident Genesis」のイメージも公開。イメージは「神椿市」の中心的なアイデンティティを示すような内容になっています。
ジェネレーティブNFTアートを駆使したアートの制作には、イラストレーターのPALOW.氏も関わっているとのこと。
また、KAMITSUBAKI STUDIOにはさまざまなバーチャルアーティスト、イラストレーター、音楽家などが所属しているので、精鋭たちによって創出される仮想都市には、大いに期待できそうです。
新たなプロジェクトが生みだす可能性に期待!
2021年秋に、1カ月限定で開催された「神椿市建設中。」を具現化するために発足された今回のプロジェクト。「KAMITSUBAKI VERSE PROJECT」は、私たちにどのような魅力的な体験を提供してくれるのか、今から楽しみですね!
メタバースはもちろん、神椿市に関する小説やノベルゲームなど、さまざまな作品にも期待しましょう。