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京都府亀岡市が「KAMEOKA VIRTUAL HISTORIA」を公開!歴史文化を発信

さまざまな自治体がVRやメタバースを活用した、魅力的なコンテンツを提供し、地域振興に注力しています。今回ご紹介するのは京都府亀岡市が公開した、歴史文化を伝えるメタバースです。

「KAMEOKA VIRTUAL HISTORIA-亀岡バーチャルヒストリア-」の内容や魅力を、見ていきましょう。

「KAMEOKA VIRTUAL HISTORIA」とは

「KAMEOKA VIRTUAL HISTORIA-亀岡バーチャルヒストリア-」は、京都府亀山市が市内の歴史文化を発信するために公開したメタバースです。亀岡市文化資料館が所蔵する文化財はもちろん、市内各地の伝統芸能や風習をメタバース空間に再現しています。

ただ亀岡市内の歴史に触れられるだけでなく、現在は見ることのできない亀山城天守、御殿などをリアルに堪能したり、各所の歴史資料を集めることで地域にまつわる歴史に触れたりできるといった魅力があるのも特徴です。

5つのエリアで歴史に触れよう

「KAMEOKA VIRTUAL HISTORIA-亀岡バーチャルヒストリア-」で、体験者は亀山文化資料館から依頼を受けた主人公になります。ミッションは過去の亀岡にタイムスリップし、歴史物語の破片を集めること。主人公は集めた破片で亀岡の歴史物語を完成させます。

ほかにも、文化遺産や自然、暮らしなど、昔の亀岡市にまつわるさまざまな情報を撮影して図鑑に収録することで、「歴史ハンターとしての称号」が与えられるなど、長時間楽しめる工夫が凝らされています。

旅の舞台は「丹波亀山城」「保津川」「丹波国分寺跡」「福壽山金剛寺」「棚田の村」という5つのエリアです。体験者は5つのエリアを自由に行き来しながら、亀岡の魅力に触れ、歴史を学び、ミッションをコンプリートしていきます。

歴史あふれる建造物や遺物、景観をリアルに再現した空間で、体験者は何を学び、感じるのでしょうか。

関係者のコメントは…

「KAMEOKA VIRTUAL HISTORIA-亀岡バーチャルヒストリア-」の制作に関わった株式会社stuリードエンジニアの青木雄斗さんは、「どうしたら亀岡を知らない人に興味を持ってもらえるか」を考え、メタバース活用に大きなメリットを感じたそうです。「歴史」という古いものと、新たな分野である「メタバース」をつなげたことで、若者世代にも亀岡の魅力を知りながら歴史を知る楽しいコンテンツとして認識してもらいたいと語ります。

また、亀岡市長桂川孝裕さんも「KAMEOKA VIRTUAL HISTORIA-亀岡バーチャルヒストリア-」についてコメントを発表。「亀岡の素晴らしい自然や歴史的文化財の数々を、国内外の人々と未来に伝えていきたい」と、新たなコンテンツの誕生に期待を寄せています。

亀岡市、そして「KAMEOKA VIRTUAL HISTORIA-亀岡バーチャルヒストリア-」に関わった多くの方の思いが詰まった空間で、歴史はもちろん、現在の亀岡市につながる素晴らしさを発見してみるのもよいのではないでしょうか。

メタバースで歴史を学ぼう

メタバースの用途は幅広く、歴史をリアルに再現したり、なくなっていく記憶や建造物を残したりといった活用もされています。没入感の高い空間で、仮想体験として歴史を感じ記憶に残すことは、新たな学習方法としても有効です。

今後も、魅力的な歴史コンテンツの登場に期待しましょう。

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