おみやげ
コーナー

Mojo Visionが約30億円を調達!スマートコンタクトレンズの次に目指すのは…

メタバースニュースでも動向を追っていたものの、研究・開発が中止となったスマートコンタクトレンズ。開発を行っていたMojo Visionが、約30億円を調達していたことが明らかになりました。新たに調達した資金は、どういった用途で活用されるのでしょうか。

今回は、Mojo Visionの今後の開発についてご紹介します。

およそ30億円を調達したMojo Vision

アメリカのスタートアップ企業であるMojo Visionは、2023年春に2,240万ドル、日本円で約30億円の資金を調達しました。2023年1月に事業方針を転換したMojo Vision。方針転換後初の資金調達ということで、アメリカはもちろん、世界からも注目が集まっています。

今回の資金調達は、シリーズAラウンドにて実施。既存の投資家NEAとKhosla Venturesを主に、Dolby Family Ventures、Liberty Global Ventures、Fusion Fund、Drew Perkins、Open Field Capital、Edgeなどが参加したと発表されています。

スマートコンタクトレンズの開発で注目

Mojo Visionといえば、2015年にアメリカ・カリフォルニア州で創業して以来、スマートコンタクトレンズの開発に長年取り組んできました。情報を視界に表示する、まさに近未来的なアイテムともいえるスマートコンタクトレンズを開発するという情報は世界中に伝わり、多くの方が注目。スマートコンタクトレンズの完成に期待を寄せていました。

そして2022年3月には直径0.5ミリのマイクロLEDディスプレイを搭載した「Mojo Lens」を公開。さまざまな機能を搭載し、視線のみで操作できるようになる予定でしたが、2023年1月の大規模なレイオフと事業方針の転換により、スマートコンタクトレンズの開発はストップしてしまいました。

今後はマイクロLED商業化へ

2023年1月に同社のCEOを務めていたDrew Perkins氏は、世界経済の低迷、資金調達の困難さ、先進的なARプロダクト市場の不透明な状況などに鑑(かんが)みて、レイオフや事業方針転換を実施したと語っています。そしてその後Mojo Visionは、「Mojo Lens」に使用されていたマイクロLEDディスプレイの技術開発に専念することになったのです。

今回調達された資金も、マイクロLEDディスプレイ技術の開発と商業化に活用されるとのこと。現在CEOを務めるNikhil Balram氏は、「ディスプレイ市場は大きく、規模は1,000億円。以上。大きなことをするためには小さなことから始める必要がある。ディスプレイや半導体の専門知識と高度な製造プロセスを合わせ、ハードウェアアプリケーション向けマイクロLEDの商品化に取り組んでいる」とコメントしています。

新たな開発に期待!

大規模レイオフなどが実施された1月以降、開発が進められているマイクロLEDディスプレイ。今回の資金調達により、より開発が進み、製品化への大きな一歩を踏み出すことになるでしょう。新たな開発がどのように世界に貢献するのか、引き続き見守っていきましょう。

OTHER CONTENTS

おすすめのコンテンツ

メタツアーズ公式動画コンテンツ

「メタツアーズの公式動画」x「メタツアーズの公式アプリ(メタダイバー)」だからこそご提供できる迫力の3D動画をお楽しみください。

ユーチューブVR動画おすすめ

YouTubeのVR動画のうち、「VRゴーグルを装着することで没入感のアップする」360°動画を厳選してご紹介しております。

おみやげ通販

メタツアーズの公式動画を体感するだけでなく、実際に現地のおみやげが購入できます。是非お立ちよりくださいませ。