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「メタバース研究所」本格始動!文部科学省の研究機関指定も

人気メタバースプラットフォーム「cluster」を運営するクラスター株式会社が、4月に「メタバース研究所」の公式サイトを開設しました。本格始動した「メタバース研究所」では、どのような研究が行われていくのでしょうか。

今回は「メタバース研究所」に関する情報を、お届けします。

クラスター株式会社による「メタバース研究所」とは

「メタバース研究所」は、クラスター株式会社が掲げる「人類の想像力を加速する」という目標を先導するための機関です。科学的知見はもちろん、プラットフォームに蓄積される膨大なデータをもとに、CVやCG、HCI、VR、BMI、そして全体をまたぐMR領域の研究に取り組みます。

公式サイトによると、プラットフォームであるclusterに還元できる成果を上げることはもちろん、人類全体が前進できるようなアカデミックな成果を生みだし、融合していくといった大きな使命も持っています。

所長はクラスターの代表取締役CEO

「メタバース研究所」の所長を務めるのは、クラスター株式会社の代表取締役CEOの加藤直人氏。そして、シニアリサーチサイエンティストとして早瀬友裕氏、リサーチエンジニアとして里美充則氏を含めた3名で活動していました。

公式サイト開設により本格的に始動した「メタバース研究所」には、筑波大学の助教授を務める平木剛史氏も参画。「一丸となって最先端研究への挑戦を続ける」とのコメントも発表しています。

文部科学省研究機関指定で今後の研究にも期待

文部科学省は「メタバース研究所」を、「科学研究費補助金取扱規程第2条第4項に規定する研究機関」に指定。これにより「メタバース研究所」は、大学や研究機関との共同研究をさらに柔軟に、そして主体的に行うことができるようになりました。

今後は東京大学バーチャルリアリティ教育研究センター応用展開部の稲見昌彦教授、京都大学情報学研究科脳情報学の神谷之康教授など、名門大学の第一線で研究を進める研究者12名と連携し、さまざまな研究を進めていくそうです。

今後の活動に注目!

研究メンバー1人ひとりの強みを生かしながらも、一丸となり最先端研究への挑戦を行っていく「メタバース研究所」。今回ご紹介したように、さまざまな研究分野のアドバイザーや研究者とも連携し、活動を推進していくことが期待されます。

「メタバース研究所」が、未来のバーチャル分野にどういった影響をもたらす研究を実施していくのか、今後の研究成果の発表にも注目しましょう。

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