今回も、VRを体験できる都内のおすすめスポットを3つご紹介します。VR体験施設は東京都や近郊に多くオープンしていますが、どのような魅力で私たちを楽しませてくれるのでしょうか。

メタバースニュースがご提供する情報も参考に、リアルと融合した新しい体験をご堪能ください。

おすすめVR体験施設①GINZA 456

GINZA 456の1Fショールームでは、「音のVR」を活用したスマートフォンアプリ「バーチャル浮世絵」が体験できます。ここでは葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」がスマホの画面に映し出され、波の音や昔の風景を浮世絵の世界に入り込んで見ることができます。

船や人がいる場所をズームすると、日常会話の内容まではっきりと聞こえるため、時代の雰囲気やその場の情景なども伝わるでしょう。

また、葛飾北斎だけでなく一立齋広重（歌川広重)の「東都名所 日本橋真景并ニ魚市全図」も、音のVRで楽しむことができます。こちらも同様に、ズームをすると江戸の街並みや声、波の音などをリアルに体験可能。従来の鑑賞方法とは異なり、新たな感覚や想像のチャンスを与えてくれるバーチャル空間での鑑賞を体験しましょう。

おすすめVR体験施設②RED゜TOKYO TOWER

RED゜TOKYO TOWERは、東京タワー内のフットタウンにオープンした、最先端テクノロジーを体感できる日本最大級のeスポーツ施設です。最新のゲームから昔懐かしいゲーム、さらに世界でも人気が高いVR技術を搭載したeスポーツが楽しめるフロアがあります。

3階にある入場エントランスののれんと鳥居をくぐると、約15mの長さのLEDモニターが壁を覆い尽くしている「INSPIRATION ZONE」が。ここではプロジェクションマッピングを駆使し、レトロなゲームとVRを融合させた体験コンテンツを楽しめます。同フロアで人気が高いのは「KAT WALK」で、VRによってゲームの世界に入ったかのような感覚を得られるでしょう。

4階は本格的なeスポーツを楽しめるゾーンとなっており、魔法の世界で圧倒的な臨場感を感じられる「HADO」や、トランポリン型のマットを使用してフィットネス感覚でゲームを味わえる「VALO JAMP」などを楽しめます。

さらに5階には、最先端のXR映像システムが搭載された空間が広がっており、リアルとバーチャルを融合させたライブや配信の体験が可能です。ほかにも、デジタル空間に囲まれたエリアでポーカーを体験できるなど、東京タワー内とは思えない臨場感とバーチャル空間を実現。ご家族での利用はもちろん、恋人とのデートスポットや友人同士でのおでかけにも、人気のスポットとなっています。

おすすめVR体験施設③よみうりランド「グッジョバ!!」

よみうりランド「グッジョバ!!」は、日本最大級のものづくりを体験できるアトラクション施設です。あらゆるVRコンテンツを楽しめ、なかにはエンターテイメント制作集団「ハシラス」とのコラボレーションも。よりVRを堪能できるアトラクションとして進化し、人気が高まりました。

施設内の「カスタムガレージ」は、車体を思いのままにデザインしパーツを取り付け、車両点検なども実際に行えます。さらに試験走行の際にはVRヘッドを装着し、ジャングルにある謎の遺跡探検や、未来的なコースでの時速100km〜300kmの空中バトルなど、臨場感と迫力を感じながら走行を楽しめるアトラクションです。

また「キャンパスチャレンジ」では、文房具ブランド「キャンパス」のノートを製造する工程を、ゲーム感覚で体験できます。VRゴーグルを使用しながら製紙工場内に入り、ターゲットに合わせて裁断にチャレンジ。

工場見学以上の貴重な体験ができるので、子どもに遊びと学びを経験させるのにももってこいでしょう。

大人も子どもも！魅力的なVR体験を

東京都内には、まだまだ多くのVR体験施設があります。今回ご紹介した施設も、リアルとバーチャルの融合を子どもから大人まで体験できるものばかり。VR体験は新たな感覚と同時に学びや想像を膨らませてくれるため、今後もアトラクションは増えていくことでしょう。

東京近郊の方はもちろん、遠方の方もぜひ観光の際などに足を運んでみてください。