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「HaptPencil」発表!VR医療シミュレーションがさらに上へ

医療分野におけるXR技術の活用はこれまでもさまざまな事例がありましたが、新たに医療シミュレーションを実現できるペン型VRデバイスが登場しました。今回ご紹介するのは、VR医療シミュレーション用「HaptPencil」に関する情報です。

製品の概要や、活用方法などを見ていきましょう。

触覚フィードバックデバイス「HaptPencil」とは

「HaptPencil」は、Diver-X社が新たに開発・発表したペン型の触覚フィードバックデバイスです。本体価格は8万円で、新たな医療シミュレーションでの活用を目的としています。

Diver-Xは過去にも、触覚フィードバックグローブ「ContactGlove」をはじめ、さまざまな製品を開発し、注目を浴びています。

本体は細長いペンのような形で、制御BOXの入ったケーブルとつながっています。先端付近には操作用ボタンと触覚提示用LRAがあり、両面には圧力センサを搭載。ボディ部分には6軸加速度センサもついています。

歯科実習のコスト削減に貢献

「HaptPencil」の活用方法として想定されるケースは大きく2つ。1つは、歯科シミュレーションです。歯科シミュレーションに「HaptPencil」を導入すれば、実習用の歯の模型を個別に準備する必要がなくなります。追加費用も不要なので、コストを大幅に削減できるでしょう。

肝心の使用感ですが、部位に対する器具の反応、振動などもリアルに再現されます。また、現実の器具や模型にはできない触覚の変化などの設定も可能です。学習効果としても、高い結果が期待できます。

外科手術のシミュレーションにも活用可能か

歯科実習のほかのユースケースとして、外科手術のシミュレーションがあげられます。こちらも歯科実習と同様に、実習環境を整えるためのコストが非常に高いため、反復学習を気軽に行うのは困難です。

しかし「HaptPencil」なら、VR空間上に実習環境を一度構築すれば、繰り返し実習ができます。もちろん、新たな環境を構築することで、異なる環境における実習も実現可能です。また、こうした実習は従来、環境の整った場所でのみ可能でしたが、VRなら機材を自宅に持ち帰り、自主練習もできます。

実習だけでなく、記録した熟練者の動作を3D空間で再現し、「HaptPencil」と連動すれば、追体験型教材になる利点もあります。リアルに目の前で繰り広げられる立体的な教材は、テキストや画像、2D映像のみで学ぶよりも、高い学習効果が得られるのではないでしょうか。

医療分野でのVR活用にも注目!

VRはさまざまなトレーニングに活用されていますが、もちろん医療分野でも大きな功績を挙げています。今回登場した「HaptPencil」も、今後の医療に大きな影響をもたらすことが期待されています。

医療分野におけるVRの活用で、未来の医療がよりよいものになっていくとよいですね。

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