東京都が主催する「Tokyo Contents/Solution Business Award」が、令和5年度も開催されます。先端技術で社会を変えるアイデアの創出に、今年はどういった企業が応募するのでしょうか。
今回は、「Tokyo Contents/Solution Business Award 2023」に関する情報をお届けします。
「Tokyo Contents/Solution Business Award」とは
「Tokyo Contents/Solution Business Award」は、2021年に新設されたアワードです。VR・AR・AIといった先端技術を活用し、社会課題解決に資するコンテンツやソリューションの活用促進を図り、販路開拓などを支援します。
主催は東京都で、都内中小企業を中心に、応募コンテンツを評価・選定。優秀なアイデアをピックアップしたら販路開拓を支援し、東京の社会課題解決、産業力強化につなげることが目的です。
2022年開催には26社が応募
第2回となる2022年は、26の企業が応募しました。二次審査を通過したのはこのうち8社で、2022年10月21日の「産業交流展2022」にも、ブース出展を行いました。さらに、同イベント内のステージでは、大賞や優秀賞を受賞した企業の表彰もされています。
アワードへの応募資格は都内に登記(⽀店登記含む)のある中⼩企業、都内税務署へ開業届出をしている個⼈事業主です。受賞した企業には奨励金のみならず、前述の産業交流展への無料出展、後方支援、専門家のマッチングや派遣支援といった、販路開拓のための支援も実施され、画期的なアイデアを多くの方に周知してもらうための土台作りにも役立ちます。
2023年のアワードは4月20日より募集をスタート
2023年の「Tokyo Contents/Solution Business Award」は、4月20日より募集が始まっています。応募期間は6月1日までで、集まったコンテンツの一次審査(提出物審査)は6~7月です。
一次審査を通過したコンテンツに対し、8月上旬に二次審査を実施。二次審査には、プレゼン、質疑応答に加え、実際にコンテンツを体験するという内容も含まれます。さらに9月には三次審査として、ポテンシャルユーザー体験と最終審査を行い、10月に審査結果を通知するとのこと。
もっとも優秀なコンテンツには大賞として、300万円の奨励金が贈られます。また、優秀賞(2企業程度)には150万円、奨励賞(6企業程度)にも50万円と、受賞企業には奨励金が用意されているのもポイントです。
審査結果は、2023年11月20~22日開催予定の「産業交流展2023」で発表。同時に受賞企業を対象に、表彰式も実施されます。
大賞は300万円!秋の結果発表が待ち遠しい
「Tokyo Contents/Solution Business Award 2023」の応募は、6月1日をもって終了しています。今後は3回の審査で優秀なコンテンツを選定していくので、どういったアイデアが評価されるのかに注目していきたいですね。
秋の最終結果発表まで数ヶ月。楽しみに待ちましょう。