シンガポールのチャンギ空港が、Robloxに独自のエクスペリエンスを公開しました。バーチャル空港では、どういった体験ができるのでしょうか。
今回は、「ChangiVerse」についてご紹介します。
「ChangiVerse」とは
「ChangiVerse」は、オンラインゲームプラットフォームRobloxに新たに登場したワールドです。美しい空港内が世界でも注目を集める、シンガポールのチャンギ空港を、メタバース内に再現しています。「ChangiVerse」には3つのエリアがあり、名物ともいえる屋内に作られた滝が見られる出発ロビー、管制塔などの探索が可能です。
ユーザーは「ChangiVerse」内を見て回るだけでなく、ミニゲームに参加し、獲得したスコアでアイテムやエリアアクセス権を得るといった楽しみ方もできます。
アクセンチュアとの共同開発
今回公開された「ChangiVerse」は、チャンギ空港とアクセンチュアの共同開発です。アクセンチュアは世界中に拠点を置きテクノロジーやオペレーションなどさまざまな領域で、幅広いサービスとソリューションを提供しています。
日本法人の創業は1962年。およそ19,000人の従業員が働いています。そんなアクセンチュアは、デジタル変革の時代を迎え、メタバース分野にも進出。今回の「ChangiVerse」のように、メタバース・コンティニウム全体への幅広いサービス提供にも注力しています。
空港関係者からのコメントは
「ChangiVerse」公開について、チャンギ空港のエンタープライズ・デジタル・エコシステム&ビジネス担当のHung Jean氏は、以下のようにコメントを寄せています。
「お客様がデジタルに精通し、デジタル空間で交流する機会が増えています。そんななか、「ChangiVerse」はイノベーションと実験を通し、お客様を魅了し、よりよいサービス提供を目標とします。」
リアルに再現されたチャンギ空港はもちろん、ミニゲームやアイテムなどの魅力で、今後世界中から注目されていくのではないでしょうか。
美しい空港をリアルに体験しよう
「ChangiVerse」は、シンガポールのチャンギ空港を精巧に再現したメタバース空間です。シンガポールは、世界でも類を見ない景観の美しさで、諸外国からも注目されています。そんなシンガポールと世界をつなぐ窓口であるチャンギ空港に、仮想空間内でぜひ足を運んでみてください。
メタバースは遠くて行けない場所、一般の方が足を踏み入れるのが難しい場所にも、気軽にアクセスできるのが魅力です。今後も世界のさまざまなスポットが、仮想空間に構築されることを期待しましょう。