中国にあるRokid社は、2023年3月に新スマートグラスを発表しました。当初の発表通り、5月に出荷が開始されたようです。新製品には、どのような魅力があるのでしょうか。
今回は、スマートグラス「Rokid Max」に関する情報をお届けします。
「Rokid Max」とは
「Rokid Max」は、Rokid社が開発・販売しているスマートグラスです。価格は599ドル、日本円でおよそ78,000円。4月には割引価格の439ドル(約57,000円)で予約を 受け付けしており、2023年5月18日時点でも、同料金での購入が可能です。
本製品は、スマートフォンやパソコンの画面を表示できるデバイスです。「外部モニターとして使用する」「大画面で動画鑑賞する」など、ビジネスやプライベートの両面で活用できます。
発売元は中国のRokid
「Rokid Max」の販売元は、中国にあるRokid社です。Rokid社は過去にも、ARグラスやスマートグラスの開発・販売を行っており、今回の新製品発表に、ファンも期待を膨らませたようです。
新製品である「Rokid Max」の解像度は、片目あたり1920×1080ピクセル。ダイヤルを使った視度調整ができ、近視の方もメガネやコンタクトレンズを装着しないで使用できます。また、重量75gと軽量なのも特徴です。
メガネの平均的な重さは20gほどといわれており、軽量なものは10g以下、重いものでも35g程度ですので、これと比べると「Rokid Max」は重く感じてしまいます。しかし、従来のVRヘッドセットは300gほどが平均で、軽量とされるものも100g以上はあるので、新たな体験を提供する機器としては非常に軽量なのがわかるでしょう。
多様なデジタルコンテンツの鑑賞も可能
軽量で高性能な「Rokid Max」の魅力の1つに、多数のデジタルコンテンツが鑑賞できるという利点があります。HuluやNetflix、Amazon Prime Video、Disneyチャンネル、Apple TVなど、日本国内でも人気のVODに対応しているので、普段こうしたコンテンツを利用している方は、ぜひ高画質な映像を大画面でお楽しみください。
また、Nintendo Switch、Steam Deck、PlayStation 4・5、Xbox Series X/Sなどにも対応しているので、気に入ったゲームを大画面でプレイするのもよいでしょう。
新感覚のスマートグラスを体感しよう
軽量なグラスを装着し、高画質な大画面表示を実現してくれる「Rokid Max」。VR体験ツールではないものの、新たな体験を提供してくれる、魅力的な製品だといえます。
これまでにない感覚や体験を通し、さまざまな活用方法を考えるのもよいのではないでしょうか。