「猫のメタバース」として知られるアプリ「ネコデース」が、リリースから1周年を迎えました。これを記念して、新機能を追加。よりユニークなコンテンツへとアップデートしています。
今回は、「ネコデース」について見ていきましょう。
猫のメタバース「ネコデース」とは
「ネコデース」は、猫になってメタバース空間での時間を過ごせるスマホアプリです。メタバースには最大30匹がアクセスでき、同時にアクセスしたユーザーとはリアルタイムでコミュニケーションも可能。
ただし、ボイスチャットやメッセージを使っての人語での交流はできません。あくまでの「猫」になって過ごすことが、「ネコデース」のコンセプトです。
「ネコデース」を運営するのは、メタバースニュースでも過去にご紹介した「ハトバース」などをリリースする株式会社ファクトリー。一風変わったメタバースを提供する理由も、わかるのではないでしょうか。
1周年記念に巨大ピアノを公開
そんな「ネコデース」が2023年5月1日にリリース1周年を迎え、新機能が登場しました。メタバース空間に設置された巨大ピアノで、演奏ができるというものです。単音の楽曲は1匹で演奏できますが、指を2本以上使う曲は、複数の猫で演奏しなければ完成しません。
鍵盤には番号が振ってあるので、猫同士で協力して担当を決めると、「ねこふんじゃった」やさらに複雑な楽曲も演奏できるとのこと。シンプルなメタバース空間ではあるものの、突如現れた巨大ピアノで、楽しみ方の幅が広がりそうですね。
ジャンプやアイテムも活用して楽しもう
メタバース内での操作はシンプルで、移動と視点切り替えのほか、ジャンプとボール召喚ができます。ボール召喚ボタンを押すと広告が表示され、その後遊べるボールが登場。ボールは他の猫に持って行かれる可能性もあるそうですが、広告を視聴することでネコバースに収益が発生し、「この世界がより安定する可能性がある」と、公式サイトでは解説しています。
また、ジャンプボタンを押すと、「ニャー」と声を出しながらジャンプします。巨大ピアノの演奏にはジャンプボタンを使用するため、演奏中に「ニャー」という声が入るのは避けられません。演奏の邪魔だと感じる方もいるかもしれませんが、運営からは「それも踏まえて演奏を楽しんでほしい」とのコメントもあるので、鳴き声も演奏の一部だと思いながら、ピアノを弾いてみてはいかがでしょうか。
「ネコデース」で独特のコミュニケーションを
「ハトバース」や「カラッスゥ~」など、独特なコンテンツを多数提供する株式会社ファクトリー。進化した「ネコデース」では、巨大ピアノでの演奏を1匹でも複数の猫でも体験できます。
言葉のない世界でのちょっぴりシュールなコミュニケーションを、ぜひ楽しんでください。