現実の地図や地形を連動させ、新たな世界をスマホ上で楽しむことができる、位置情報ゲームをご存じですか?位置情報を活用したスマホゲームは増加しており、多くの方がプレイしています。
今回は、退屈にも感じる移動時間が楽しくなる、人気位置情報ゲーム3つをご紹介します。幼少期に遊んだ懐かしのゲームを、新しい形で体験してみましょう。
おすすめ位置情報ゲーム①Pikmin Bloom(ピクミン ブルーム)
Pikmin Bloomは、任天堂のゲームで人気が高かった「ピクミン」シリーズの位置情報ゲームです。位置情報ゲームというと「ポケモンGO」を連想される方も多いでしょうが、ポケモンGOのような戦闘要素などはなく、現実世界とリンクしたフィールドをピクミンと共に歩いて花を植えていきます。
スマホ画面上には、自分のすぐ後ろにピクミンが映し出され、歩くごとに行列ができ、なんとも可愛らしい光景を楽しめるでしょう。
登場するピクミンは、赤や黄色など全部で7種類。「おつかい」をピクミンたちにお願いすると、歩いた途中で見つけた「苗」や「フルーツ」を、あとから取りに行ってもらうこともできます。
また、ラーメン屋や空港など、特定の場所には「大きな苗」があり、その大きな苗を育てることによって、その土地に関連する被(かぶ)り物を装着した「デコピクミン」が誕生します。普段なかなか歩かない人も、運動量を意識する小さなきっかけとして、アプリをインストールしてみてはいかがでしょうか。
おすすめ位置情報ゲーム②ドラゴンクエストウォーク
ドラゴンクエストウォークは、人気RPGシリーズ「ドラゴンクエスト」を題材とした位置情報ゲームです。Googleマップを元にしたバーチャル世界が広がっており、フィールド上にはドラクエでおなじみのモンスターたちが登場します。
出現したモンスターをタップすると戦闘開始となるので、次々と倒していきましょう。倒すことで経験値やアイテムも獲得でき、レベルアップしていきます。
目的地を設定すると、クエストクリアなども楽しめます。あらかじめ設定した目的地によって、たどり着いたときにもらえるアイテムの重要度が変わるのもポイントです。移動中にスマホが見られない方は、「ウォークモード」に切り替えておくと、スマホをポケットに入れていても、範囲内であればモンスターと自動で戦えます。
ほかにも、多くのプレイヤーと共同で「メガモンスター」を倒したり、ボスモンスターと戦う「ほこら」のコンテンツが用意されていたりと、歩きながら長年人気を集める「ドラクエ」を堪能できるでしょう。
さらに、ドラクエウォークでは自分のキャラクターとモンスターをARで撮影することも可能です。現実世界にキャラクターを設置させ、撮影を楽しむのもおすすめだといえます。
おすすめ位置情報ゲーム③ポケモンGO
ポケモンGOは、ポケモンが生息する場所を地図上で特定し、ゲットしていく位置情報ゲームです。リリース当初は、現在のように位置情報ゲームが主流ではなかったため、日本だけでなく世界でも経済効果を生むほど人気のゲームとなりました。
ゲーム内には地図だけでなく、現実の天候も連動しており、出現するポケモンも状況の環境によって異なります。たとえば雨の日には「ゼニガメ」や「コイキング」、雪の日には「雪ポワルン」というレアポケモンも出現します。また、実在する有名な建造物や名所は「ポケストップ」として登録されており、「モンスターボール」などのアイテムを獲得することも可能です。
さらに、「AR+モード」を起動させると、リアル環境をカメラに映し出し、画面上にポケモンが出現。まるで現実世界にポケモンがいるかのような体験ができるのも、老若男女問わず人気を集める理由の1つでしょう。
日常生活にバーチャルを取り入れよう
ネット社会となり、家から出て歩くことも少なくなった現代人。現実の地図や天候とリンクすることで、すぐそばにキャラクターたちが登場しているかのような体験を提供してくれる位置情報ゲームは、そんな私たちに外出で得られる喜びを教えてくれるといっても過言ではありません。
気になるゲームがあればダウンロードして、移動時間も楽しんでください。