ビリヤード漫画「ミドリノバショ」をモチーフにしたワールドが、VRChatに登場しました。7月の初めにはワールドないでイベントも開催され、原作ファンやビリヤード好きな方から注目が集まっています。
今回は、「球撞楽 (Tamadoraku)」についてご紹介します。
ビリヤードがテーマの漫画「ミドリノバショ」
「ミドリノバショ」は、小学館マンガワンで連載中の漫画です。主人公は中学1年生の少女・翠(みどり)で、ビリヤードをテーマにしています。漫画では、天才的な才能を持つ翠が、ビリヤードを通して仲間やライバルと出会い、プレイヤーとしても人間的にも成長していく様子が描かれています。
作者は、ビリヤード専門誌でおよそ7年の連載を持っていた経験のある岡 Qさん。リアルな描写とかわいらしい主人公が多くのファンを獲得し、第8回連載投稿トーナメント第2位にも選ばれています。
公認ワールド「球撞楽 (Tamadoraku)」がVRChatに
「ミドリノバショ」公認ワールドは、6月24日に公開されました。ワールド名は「球撞楽 (Tamadoraku)」で、これは漫画にも登場する、京都にある翠の祖父のビリヤード場です。
ワールドを制作したのはReinaさんで、制作には作者の協力もあったといいます。精巧に再現された「球撞楽」の壁には、作中シーンのイラスト、作者描きおろしのイラストなどが展示されており、ファンにとってはたまらない空間に仕上がっています。
メタバースでビリヤードのプレイも可能
「球撞楽」には、もちろん複数のビリヤード台も置かれています。ビリヤード台はただ展示されているだけでなく、実際にビリヤードをプレイすることも可能です。1人で練習したり、複数人で遊びに行って対戦したりと、さまざまな方法でビリヤードを楽しみましょう。
プレイ時には、「ミドリノバショ」主人公の翠が原作で使用している、世界的ビリヤードキューブランド・TADのカスタムキューが使えます。ぜひ漫画の登場人物の1人になりきって、プロのビリヤードプレイヤー気分を堪能してください。
初心者も経験者もビリヤードに挑戦!
7月1.2日には、原作者公認のビリヤードイベントも開催した「球撞楽 (Tamadoraku)」。イベントではバーチャルハスラーたちによるVRビリヤードチャレンジマッチが行われたほか、ビリヤード初心者、未経験者向けの体験サポートなどの時間もあり、盛り上がりました。今後のイベント開催は未定ですが、バーチャル空間でのビリヤードで、プロを目指すのも楽しいかもしれません。
「球撞楽 (Tamadoraku)」には、自由にアクセス可能です。尚、アクセスにはMeta Quest 2やPC接続型VRヘッドセット、高スペックPCが必要ですので注意しましょう。