京セラのレーザー技術展示会がVRChatで開催！その内容は

京セラ株式会社が、VRChatに公式ワールドを公開しました。同社のレーザー技術を楽しく紹介する展示会は、同業者だけでなく、一般の方も楽しめる空間となっています。

今回は、「Kyocera Laser World」の魅力をご紹介します。

「Kyocera Laser World」とは

「Kyocera Laser World」は、同社のレーザーコンセプト製品をバーチャル空間で展示するために作られたワールドです。開発中の京セラレーザー製品の数々が展示されており、近づいて製品をじっくり眺めることはもちろん、一部の製品は手に取って光を発射する体験もできます。

「レーザーコンセプト製品」というと難しい印象ですが、展示製品のなかには懐中電灯や自動車のハイビームに使うヘッドライトなど、日常に寄り添ったものも。また、窒素ガリウム（GaN）レーザーを応用した光通信無線技術のキットなどもあり、さまざまなレーザーの活用を学べるでしょう。

レーザー光源の活用事例を、アトラクションで学べるのも「Kyocera Laser World」の魅力です。パビリオンの反対側にある洞窟には、10人以上が乗れる小舟型のアトラクションが。洞窟の水路を進む舟はクリアパーツでできており、水中が見やすくなっています。

しかし、乗っている舟は突如水中に沈んでしまいます。体験者はこのあと、京セラの光通信無線技術を使って水中にもデータを送信できることを、水中ドローンの操作で学びます。水中ではドローンだけでなく、海に住む生き物たちとも遭遇できるので、ぜひ周囲に視線を向けて観察してみてください。

一般向けに公開された、今回の「Kyocera Laser World」。6月29日から7月2日までは、1日3回のガイド付きツアーも開催されました。法人向けの製品の展示ではあるものの、一般の方にも興味を持ってほしいというのが、ツアーの狙いです。

京セラの担当者によると、「Kyocera Laser World」は、製品についてはもちろん、同社のサステナビリティへの取り組みも広く認知してもらうことも、目的としています。

分かりやすく、楽しく専門的な技術や製品の展示をしてくれる「Kyocera Laser World」。京セラは過去にも、カーボンニュートラルへの取り組みを展示するワールド「Kyocera Tool World」を、VRChatで公開しています。

どちらのワールドも、誰でも自由に入室可能です。ぜひ気軽に足を運び、京セラの取り組みや製品の魅力を学んではいかがでしょうか。