福岡県にある鳥飼八幡宮が、ZEPETOに「メタバース鳥飼八幡宮」をオープンしました。仮想空間内にある神社では、おみくじを引いたり参拝したりと、さまざまな体験ができます。
今回は、「メタバース鳥飼八幡宮」の魅力をお伝えします。
福岡県にある鳥飼八幡宮とは
鳥飼八幡宮は、福岡県福岡市中央区にある神社です。その歴史は古く、創建から1,700年ともいわれています。
県内でも指折りの古社として、福岡県民はもちろん、九州や西日本など幅広い地域の方に愛される鳥飼八幡宮は、「縁結び」の神様がいることでも有名です。安産、子守りの神としても信仰されており、昨今はクレジットカード決済も可能な「オンライン授与所」で、遠方の方でもお守りや御朱印が受けられるようになっています。
「メタバース鳥飼八幡宮」の見どころ
そんな鳥飼八幡宮が、メタバースプラットフォームZEPETOにオープンした「メタバース鳥飼八幡宮」は、実在する境内を再現した空間です。参拝者は手水舎で手を清めたり、神社での基本的な参拝をしたり、おみくじを引いたりと、実際の参拝と変わらない体験ができます。
最大24名まで同時に参拝できる空間は、実際の鳥飼八幡宮を忠実に再現しながらも、美しい夜空に浮かぶ大きな満月など、神々しさも重視した作りとなっています。礼や拍手など、用意されたボタンを操作して、アバターに「二礼二拍手一礼」をさせましょう。
なぜメタバースに神社を?
現実世界と変わらない参拝を楽しむことはもちろん、メタバースならではの要素を取り込んでいるのも、「メタバース鳥飼八幡宮」の魅力です。仮想空間内では、参拝の作法や鳥飼八幡宮に祀られている神様について学べる「豆知識カード集め」や、神社内の決められたルートを走ってタイムを競う「福男・福女」などのミニゲームを用意しています。
豆知識カードをすべて集めると、神秘的なイベントが開始されるという仕掛けもありますので、ぜひ参拝だけでなくこうしたゲームにもチャレンジしてみてください。
ちなみに鳥飼八幡宮は、「百年後、数百年後も、鳥飼八幡宮が親しまれ、神道が信仰されるために、多くの方と交流できる場を持つことが必要」だと、仮想空間に神社を構えた経緯を語っています。公式サイト内にオンライン授与所を設けるなど、神社の伝統を重んじながらも新たな取り組みに積極的な鳥飼八幡宮。「メタバース鳥飼八幡宮」も今後、より魅力的なコンテンツとして進化していくことが期待されます。
自宅から気軽に遊びに行こう
メタバースは、自宅にいながら遠方にある場所に遊びに行ったような気分を味わえるのがメリットの1つです。福岡県になかなか足を運べない方も、神秘的な雰囲気漂うメタバースで参拝すれば、鳥飼八幡宮に祀られる神様のパワーを感じられるのではないでしょうか。
気軽にアクセスし、現代の新たな参拝スタイルを体験しましょう。