販売を休止していた「SteamVR ベースステーション 2.0」が、6月中旬より販売を再開しました。VRをよりよい環境で楽しめるツールで、さらに高い没入感を体験してみてはいかがでしょうか。
今回は、「SteamVR ベースステーション 2.0」に関する情報を、お届けします。
販売元のHTC NIPPONとは
「ユーザーの手のひらに乗るパーソナルコンピューター」というコンセプトから、スタートしたHTC NIPPONは、台湾を拠点にしたスマートフォン・携帯電話端末メーカーです。本社は1997年、日本のHTC NIPPON株式会社は2006年に設立されました。
販売を一時休止していた「SteamVR ベースステーション 2.0」
「SteamVR ベースステーション 2.0」は、VRヘッドセットやコントローラー、トラッカーなどに信号を送り、トラッキングを行うためのセンサーです。高度光学採用で、精確なトラッキングが維持できるようサポートしてくれる機器で、よりよいVR環境の実現に貢献します。1台でも使用可能ですが、ベースステーションを背にするとヘッドセットのセンサー認識ができなくなることも。
3つ以上のベースステーションがあれば、プレイエリアをすべてカバーでき、精度がアップするといわれています。
1.0から2.0になった際に、チャンネル切り替えボタンやシンクケーブルを無くし、水平照射角度を120度から150度に広げた、「SteamVR ベースステーション」。より広範囲のトラッキングを実現しました。
購入はどこでできる?
販売を再開した「SteamVR ベースステーション 2.0」は、VIVE公式ECサイトや、VIVE製品正規取り扱い店で購入可能です。VIVE ProやVIVE Pro Eye、外部トラッキング・フェースプレートが付いたVIVE Cosmos、VIVE Cosmos Eliteなどのヘッドセット・コントローラーなどにに対応しているので、これらのハードウェアをお持ちの方は、より精度の高いトラッキングを実現するために、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
今回の販売再開に伴い、VIVE Pro 2に一緒に梱包されるベースステーションも、順次新しいものに変更されるとのことですが、旧製品となるベースステーション2.0からの仕様変更はありません。
VRをよりリアルに楽しもう
トラッキングの精度が上がれば、360度の立体的な世界のなかで、自分の動きをよりクリアに反映できます。販売再開された「SteamVR ベースステーション 2.0」は、よりよい没入感の体験を手助けしてくれるでしょう。
さまざまな機器を活用し、バーチャルの世界を楽しんでください。