東京都大田区の商品を展示する「PiOモール」が、VRプラットフォームDOORにオープンしました。非現実的ながらも大田区の魅力がたっぷりつまった空間は、充実した時間を提供してくれるでしょう。
今回は「PiOモール」の見どころを、ご紹介します。
宇宙空間のような「PiOモール」
PiOモールは、宇宙のような広場にさまざまなお店が並ぶ空間です。見上げると大きな星が浮かび、周囲にはかわいらしい建物が、広場の中心を向いて等間隔に並んでいます。
お店の外装は非常に個性的で、店舗の上には日本酒の瓶やカステラなどが浮かんでいます。また、パッケージそのものが建物になっているお店もあり、一目でどういったお店なのか分かるのもポイントです。
大田区のさまざまな商品がズラリ!
現実にはありえないような外観をしたお店は、すべて大田区のさまざまな商品を展示しています。たとえば、ビールサーバーの外観をした「大森山王ブルワリー」は、クラフトビールを販売するお店です。PiOモール内の店舗には、巨大なビール瓶やポスターが飾られており、棚に並んだクラフトビールのラベルを見たり、商品説明を読んだりという楽しみ方ができます。
ほかの店舗でも、巨大なカレーのパッケージやカステラ、スパイスなど、メタバースならではの演出で、大田区の商品の魅力をPR。ただ眺めるだけでなく、店舗内には購入のための外部リンクも用意されているので、気になる商品をオンラインで入手することも可能です。
最大50人がアクセス可能
PiOモールには最大50人が同時にアクセスすることができるので、遠方の友人と待ち合わせて、一緒に巨大な展示品を楽しむこともできます。メタバース内では音声会話やチャットもできるので、コミュニケーションを取りながら散策してみましょう。
PiOモールを運営するのは、公益財団法人大田区産業振興協会で、現在出展しているお店は10店舗です。大田区の魅力ある製品・商品を紹介すること、消費者とのつながりを深めることなどを目的に作られたメタバース。今後もさまざまな店舗が並ぶことを期待したいですね。
大田区にまつわる商品を見て回ろう
大田区の魅力を詰め込んだ、夢のようなワールド「PiOモール」は、買い物目的でない方も気軽に巨大な商品を見て楽しめます。アクセスはブラウザからでき、VRヘッドセットがなくてもパソコンやスマホからの入場が可能です。
文具や和菓子、日本酒、酒器など、現実の大田区で販売されている商品の非現実的なサイズ感を、ぜひメタバースで実感してください。