ゲームファン待望の「オリンピックeスポーツシリーズ」ファイナルズが、シンガポールで開催されました。アーチェリーやバスケットボール、ダンス、チェスなど、さまざまな競技で注目を浴びた大会は、どのような結果で幕を閉じたのでしょうか。
今回は、「オリンピックeスポーツシリーズ」についてご紹介します。
16名が参戦したテコンドー
バーチャルテコンドーは、VRヘッドセットを装着して戦いました。「Virtual Taekwondo」を利用した全身トラッキングで、バーチャル空間内で繰り広げられるリアルな戦いは、性別や年齢、身体的な違いなどに関係なく対戦できます。
シンガポールで行われた対面での試合には、オリンピック・テコンドー界の有名選手8名と、地元の若手選手8名、計19名が参戦。初代王者に輝いたのは、シンガポールのテコンドー選手ナイジェル・タンさんでした。
フォートナイト採用で話題となった射撃
フォートナイトをバトルフィールドとした射撃は、日本の有名クリエイター「ヤノス」さんが公式ステージを監修したことでも話題となりました。国際射撃連盟仕様の島で、招待された選手たちが熱いバトルを繰り広げました。
優勝したのは、オーストラリアの選手、ルーカス・マリッサさんです。日本人選手も大健闘でしたが、5位、10位と惜しくもベスト3入りは逃しています。
その他の種目も大盛り上がり!
テコンドーや射撃のほか、野球やテニス、バスケットボールなどの王道ともいえるスポーツ、またモータースポーツや自転車競技、チェスなど、開催種目は多岐にわたりました。どの競技もオンライン、現地会場での観戦が可能で、多くのeスポーツファンが注目しました。
初開催となった「オリンピックeスポーツシリーズ」ですが、開会式から競技、閉会式まで大盛況のうちに幕を閉じました。シンガポールでの試合のレポートや、トッププレイヤーによるエキシビションマッチのハイライトは、オリンピック公式サイトに掲載されています。白熱のバトルを、ぜひ文章や動画で振り返ってみてはいかがでしょうか。
今後のeスポーツの進歩に期待!
初の試みとなった「オリンピックeスポーツシリーズ」。オンラインでの予選を通過した強豪たち、推薦により出場したトッププレイヤーたちが現地会場に集まり繰り広げた戦いは、eスポーツの歴史に残るものとなりました。
今後のeスポーツの進展に期待しながら、第2回開催を楽しみに待ちましょう。