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タイタニック号のデジタルツインを公開!謎の解明に貢献か

潜水艇「タイタン」の事故でも再度注目を浴びている、タイタニック号。そんなタイタニック号のデジタルツインが公開され、話題となっています。作成されたデジタルツインは、タイタニックの謎究明に、どのように活用されるのでしょうか。

名作映画にもなった「タイタニック」

タイタニック号といえば、世界で話題となった長編大作映画でも知られている、豪華客船です。イギリスのホワイト・スター・ライン社が北大西洋航路用に計画し、全長269.1m、旅客定員は1等から3等まででおよそ2,500名、乗組員約900名の非常に大きな客船として知られています。

1912年4月10日に処女航海に出ましたが、その途中、北大西洋上で氷山に接触して沈没。乗員乗客合わせ、1,500名以上が死亡したといわれており、20世紀最大の海難事故として記録されています。痛ましい海難事故にはさまざまな謎が残されており、事故から100年以上が経過した現在も、多くの専門家や研究家が、その究明に注力。日本国内でも、タイタニックの謎については都市伝説的に取り上げられることも少なくありません。

2022年に行われたタイタニック号3Dスキャン

タイタニック号の実物大デジタルツインを公開したのは、英国の深海調査会社Magellan(マゼラン)とドキュメンタリー制作会社Atlantic Productions(アトランティックプロダクションズ)です。マゼランらは2022年の夏に、6週間にわたりタイタニック号の3Dスキャンを実施しました。

スキャンには、「ロミオ」「ジュリエット」と名付けられた潜水艇2隻が使用され、大西洋の海底3,800mの場所に沈む、タイタニック号の写真を70万枚以上撮影。瓦礫(がれき)地帯を含む、周囲およそ4.8kmを1ミリ単位で詳細にマッピングし、より本物に近い実物大のデジタルツインの制作に成功しました。

研究者からのコメントも

タイタニック号の研究を行うパークス・スティーブンソン氏は、公開された実物大デジタルツインについて「1912年、運命の夜にタイタニック号に何が起こったのか。新たな知見を得られる可能性がある」と、BBCに対しコメント。マゼランらによるスキャン画像の研究が、新たな洞察を得るヒントになるのではないかと、前向きな意見を発信しています。

科学や技術の進歩は、歴史に残る謎の解明に役立つのでしょうか。今後の展開に、専門家はもちろん、一般の方も大きな期待を寄せています。

新たな知見は得られるか?今後に期待

多くの犠牲者を出し、今も海底に眠るタイタニック号。これまで感動的な映画、氷山との衝突の謎を解き明かすためのさまざまな分析番組などが制作されてきましたが、今回の実物大デジタルツインにより、また新たな事実は判明するのでしょうか。

今後の研究成果にも、注目していきましょう。

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