日本三大稲荷としても知られる「豊川稲荷」が、フォートナイト内に再現されました。リアルに再現されたマップ内では、バーチャル空間での散策や参拝が楽しめます。
今回は、「バーチャル豊川稲荷」について見ていきましょう。
日本三大稲荷といわれる「豊川稲荷」
豊川稲荷は、愛知県豊川市にある寺院です。「稲荷」と聞くと神社を連想する方も多いでしょうが、豊川稲荷は正式には「円福山 豊川閣 妙厳寺」といい、お寺に分類されます。しかし、境内の参道に鳥居が立っており、京都の伏見稲荷大社、茨城県の笠間稲荷神社と並び「日本三大稲荷」に数えられています。
豊川稲荷は北海道・東京・神奈川・大阪・福岡など、各地に別院を持っており、遠方の方も別院を参拝することで、ご利益が得られるともいわれています。また、稲荷神社と同様「商売繁盛」を願う参拝客が多く訪れるのが特徴です。
フォートナイトに「バーチャル豊川稲荷」を公開
そんな豊川稲荷をバーチャル空間に再現した「バーチャル豊川稲荷」が、フォートナイトに登場しました。誰でも自由に訪れることができ、散策・参拝が可能です。また、カラーパネルを使用したミニゲームも用意されており、現実の豊川稲荷とは異なる楽しみ方もできるでしょう。
ゲーム内の時間が夜になると、境内がライトアップされるのも、「バーチャル豊川稲荷」の魅力です。昼間とは異なる幻想的かつ近未来的な雰囲気も、バーチャル空間ならではの演出だといえます。フォートナイトを利用している方は、ぜひ足を運んでみてください。
7月にはナイトイベントも
「バーチャル豊川稲荷」は、2023年7月に開催された「eSports MO-DE in ヨルモウデ」というeSportsイベントにあわせて公開されたものです。「日本三大稲荷・豊川稲荷 YORU MO-DE」と題したイベントは、デジタルアートのリアルな豊川稲荷を会場とし、フォートナイト大会、オンライン観光、ミニゲームのエキシビジョンマッチなどが行われ、多くのユーザーで盛り上がりました。
本イベントは、メタバースでのオンライン観光という新たな体験はもちろん、リアルな豊川稲荷への観光客増加、新体験での話題創出など、さまざまな効果を見込むものです。今後も豊川稲荷だけでなく、さまざまな観光名所にメタバース内で訪れられるようになり、新たな体験を提供してくれるのではないでしょうか。
バーチャル空間で名所に行ってみよう
バーチャル空間に再現された全国の名所は、増加傾向にあります。また、国内だけでなく世界のさまざまな場所、一般の方は訪れられない場所を再現したメタバースも存在します。
興味のある空間にはぜひ積極的に訪れ、その魅力を堪能しましょう。