モバイルモーションキャプチャー「mocopi」が、7月にアプリをアップデートしました。今回のアップデートで追加された新機能には、どういったものがあるのでしょうか。
軽量でかわいい!VTuberを中心に人気のmocopi
mocopiはSONYが発売した軽量モバイルモーションキャプチャーです。手のひらサイズのセンサーを身体の指定された部分につけるだけで、全身の動きのフルトラッキングが可能。専用アプリで簡単にアバターに動きを反映できるため、VTuberの配信などにも活用されています。
機能性はもちろん、見た目のかわいらしさも人気の理由の1つ。小さなセンサーはカラフルで、1個あたりの重量は8gと、動きを制限しません。すべてのセンサーをつけても総重量は48gで、持ち歩きも簡単です。
アバターの手指や表情を変更できる!
個人ではもちろん、VTuber大手事務所のホロライブやにじさんじでも活用されているmocopi。7月に実施されたアプリアップデートでは、アプリのバージョンが1.2.1にアップデートされ、アバターの手指の形や表情を変更できるようになりました。アバターがピースしたり、何かを握っているような手の形を作れるようになり、より表現の幅が広がります。
また、アバターの表情もスマホなどに入れた専用アプリから、簡単に変更できるようになりました。
その他のアップデート内容
手指の形やアバターの表情変更のほかにも、アプリアップデートによりさまざまな内容がアップデートされました。たとえば、アバターの影をつけたり、なくしたりすることはもちろん、アバターに当たる光源の向きなども調節できます。
ほかにも、AR撮影時の奥行き認識、ファイルからアバターを読み込む、AndroidアプリでのVRM・BVHファイルの格納先変更、センサー接続時やセンサーキャリブレーション時のUIがより分かりやすくなるように変更など、アップデート内容は幅広く、mocopiがより使いやすくなったのではないでしょうか。
よりよい機能を活用しよう
アプリアップデートにより、使いやすく、そしてよりリアルな動きをアバターに反映できるよう進化したmocopi。VTuberの配信はもちろん、アニメーション制作、メタバース内やフィットネスサービスでの利用など、幅広いシーンで活用可能です。
より進化したmocopiで、バーチャルライフを楽しみましょう。