Googleの新機能を活用した、新作ARゲームが7月より配信されています。名作シューティングゲームを題材にしたこのゲームには、どのような魅力が詰まっているのでしょうか。
今回は、「スペースインベーダーワールドディフェンス」についてご紹介します。
「スペースインベーダーワールドディフェンス」とは
「スペースインベーダーワールドディフェンス」は、「スペースインベーダー」シリーズ45周年を記念して制作されました。インベーダーゲームは、画面上部に現れる「インベーダー」を、左右に動く大砲で撃ち落とすというものです。敵を倒しながらハイスコアを目指すというシンプルなルールで、時折高得点のUFOが出現するといった演出も、ゲームをより楽しむためのアクセントとなり、大ヒット。その後も「レトロゲーム」の代表として、長年多くのファンに愛されています。
プレイヤーは、インベーダーの侵略から地球を守ることを目的に戦うのですが、守るべき場所は具体的に提示されており、なんと「自分たちが住む地域」です。
街に浮かぶインベーダーから地球を守れ!
ゲーム内では、ARを活用し、実際の街にインベーダーが襲来してきます。プレイヤーには、住み慣れた街に襲来するインベーダーを撃ち落とし、地球を守るミッションが課せられます。
ちなみに、ステージはプレイする場所や天候、時間帯などによって変化するとのこと。同じ場所でも天気や時間によって異なるステージを楽しめますし、お出かけ先でプレイすれば、また違う世界が見られるのも、「スペースインベーダーワールドディフェンス」の魅力です。
「ARCore」の最新技術を駆使
「スペースインベーダーワールドディフェンス」には、GoogleのARプラットフォーム「ARCore」の新機能である「Geospatial Creator」が使用されています。これは、「Google Maps」と「ARCore」の3Dを使用して動作するもので、地形の形状データを取得することで、ARコンテンツを正確に配置できます。
いくら街中にインベーダーが出現しても、重なっていたりずれていたりすると、「作り物感」が強く、ARの魅力を存分に楽しめません。「Geospatial Creator」はこうしたARの課題をクリアし、「現実世界に仮想の物体が出現する」という状況を、よりリアルにすることに貢献します。
AR活用の新ゲームをプレイしよう
ARの最新技術を活用したゲームは、無料でプレイできます。ぜひお手持ちのスマートフォンにダウンロードし、さまざまな場所を侵略しようとするインベーダーを倒しましょう。
懐かしのインベーダーゲームが、ARでどのように進化したのか、ぜひゲームを楽しみながら、その目で確かめてみてください。