おみやげ
コーナー

リトルワールドの展示をフォトグラメトリで再現!VRChatで見てみよう

博物館や美術館などをVRで再現し、自宅から気軽にアクセスできるコンテンツが増えています。今回ご紹介するのは、愛知県にある「リトルワールド」を再現した、VRChatのワールドです。

多くの方が楽しめるよう工夫を凝(こ)らした空間の魅力を、解説します。

愛知県にある施設「リトルワールド」

リトルワールドは、愛知県犬山市と岐阜県可児市の境にある、野外民族学博物館です。1983年の開園以降、周辺地域の住民を中心に、多くの方が足を運んでおり、世界のさまざまな民族の歴史などを学ぶのに重宝されています。

施設のテーマは、「世界の家と暮らし」です。民族衣装をはじめ、約6,000点の収蔵物があり、その展示手法は放送大学の「博物館展示論」でも紹介されました。また、リトルワールドでは世界の料理の提供にも注力しており、各地の独特な食文化を楽しめることでも知られています。

施設と展示物の一部をVRChatで公開

リトルワールドは、大都市・名古屋から車で約40分、公共交通機関で1時間と、アクセスもさほど悪くない立地ですが、観光目的で愛知県周辺に訪れた方が来園する機会は、決して多いとはいえません。そんなリトルワールドが、VRChat内に「Little World – Tokogrammetry Gallery」をオープン。展示物や施設の一部を公開しています。

フォトグラメトリを活用したワールドは、容量800MBを超える大ボリュームですが、見ごたえは抜群です。全16点のフォトグラメトリには、合計18,000枚を超える写真が使用されています。

順路や掲載内容にもこだわりが

「Little World – Tokogrammetry Gallery」は、沖縄県うるま市にある鍾乳洞や、奥多摩湖のロープウェイなどをフォトグラメトリ化し、VR空間を手がけた「とこよし」さんによって制作されました。ワールドの魅力は、本物さながらの展示物だけではありません。

ワールド内は自由に散策できますが、順路に沿って進んで行くと、ミニチュアの展示物のあとに、1/1スケールで再現された施設が登場します。メタバース内にいながら、突如現実空間にワープしたような感覚を味わうことができるのも、このワールドの見どころです。

順路へのこだわりと、バーチャル空間のメリット、さらにフォトグラメトリをうまく融合させた空間演出は、ワールド内を歩くだけでも私たちにワクワク感を与えてくれます。最後には、ワールド構築にあたって使用した機材や、リトルワールドのパンフレットなどが紹介されています。ワールドを通して、世界の文化に触れられることはもちろん、メタバースの作り方や「リトルワールド」の施設に興味を持つ方も現れるのではないでしょうか。

学びと観光の両方が味わえる!魅力的なワールドに行ってみよう

世界について学びながら、なかなか足を運べない場所の観光も楽しめる、VRChat内のワールド「Little World – Tokogrammetry Gallery」。バーチャル観光のみでも存分に満喫できますが、リアルな空間でリトルワールドに足を運べば、世界の料理に舌鼓を打ったり、実物を間近で見たりという体験もできるでしょう。

興味を持った方は、ぜひ一度、メタバースでリトルワールドに遊びに行ってみてください。

OTHER CONTENTS

おすすめのコンテンツ

メタツアーズ公式動画コンテンツ

「メタツアーズの公式動画」x「メタツアーズの公式アプリ(メタダイバー)」だからこそご提供できる迫力の3D動画をお楽しみください。

ユーチューブVR動画おすすめ

YouTubeのVR動画のうち、「VRゴーグルを装着することで没入感のアップする」360°動画を厳選してご紹介しております。

おみやげ通販

メタツアーズの公式動画を体感するだけでなく、実際に現地のおみやげが購入できます。是非お立ちよりくださいませ。