11回目の開催となる、「バーチャルマーケット2023 Winter」。一般出展の募集が終了したことが分かりました。今回は、新たな方法での出展も可能になったとのことで、これまで以上の応募があったのではないかと見込まれています。
ギネス世界記録にも認定された「バーチャルマーケット」
メタバース会場で、3Dデータ商品やリアル商品などを売買できる、世界最大のVRイベントの1つ、バーチャルマーケット。日本国内はもちろん、世界中のユーザーがバーチャル会場に集まることで知られており、100万人を超える来場者数は、「バーチャルリアリティマーケットイベントにおける、ブースの最多数」として、ギネス世界記録にも認定されています。
7月15日から30日まで開催された「バーチャルマーケット2023 Summer」は、記念すべき第10回目。節目を迎えて、新たなスタートを切るという意味でも、「バーチャルマーケット2023 Winter」は、夏開催前から注目を集めています。
一般出展の募集が終了
2023年8月、「バーチャルマーケット2023 Winter」の一般出展募集が開始され、9月3日に終了しました。一般出展者向けのワールドは、PC向けの6コンセプト13ワールド、Quest向けの7コンセプト8ワールドの、全21種類です。なかには、前回好評だった50メートル四方の超巨大ブースもあり、大きな展示物が見られることも期待できます。
一般出展は基本的に無料ですが、PCワールドのブース出展のみ、3,300円の出展料が必要です。また、スペースの数に対して募集が多く集まった場合は抽選となり、1次抽選が9月11日、2次抽選が9月25日に行われます。
新たな出展方法にも注目が集まる
今回は、新たな試みとして「アイテム出展」「コミュニティ出展」という出展方法も追加されました。アイテム出展は、制作した3Dモデルアイテムを、好きな会場やお店に出展できるスタイルです。コミュニティ出展は、店舗型イベントを実施するコミュニティを対象に、コミュニティの店舗を好きなワールドに出展できます。
初の方法での出展が、出展者数の増加や売買の活性化につながるかという点にも、いまから注目が集まっています。
また、PCワールド、Questワールドともに、コンセプトアートがすでに公開中です。異なる雰囲気のさまざまなワールドで、どのような出展があるのか期待しつつ、冬の開催を待ちましょう。
12月のイベントが待ち遠しい!
「バーチャルマーケット2023 Winter」には、一般の方から企業まで、多くの出展が行われます。冬のバーチャルマーケットの詳しい出展内容が公開されるのも、楽しみですね!今後もメタバースニュースでは、最新情報をお届けしていきます。