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凸版印刷、VRを活用した新たな鑑賞体験をスタート

凸版印刷は、自社が制作したVRコンテンツを、東京国立博物館で上映しています。10月16日までの期間限定鑑賞体験を通し、どのような学びを得ることができるのでしょうか。

1997年から技術開発をしている凸版印刷

国内はもちろん、世界最大規模の総合印刷会社としても知られる凸版印刷は、長年、印刷で培った高精細なデジタル画像処理技術などを生かし、文化財のデジタルアーカイブ事業を実施しています。VR技術開発をスタートしたのは1997年で、当時は斬新かつ先進的な展示手法としても注目を集めました。

現在も、VRやARなどを活用した文化財の保存はもちろん、観光活性化や教育支援、働き方支援など、多岐にわたった事業を展開しています。

紫禁城をVRで再現

そんな凸版印刷は2023年7月、VRを活用した新たな文化財鑑賞体験コンテンツの上映を開始しました。「故宮VR紫禁城(しきんじょう)・天子の宮殿 TNM&TOPPANミュージアムシアター編」は、中国の明・清時代の皇帝の居城である「紫禁城」をVRで再現したものです。

文化財保護の観点から、紫禁城には一般の方が立ち入ることはできません。そこで、普段は見られない宮殿内部の様子、色彩や装飾などを美しい3D映像で再現し、VRで自由に鑑賞できるコンテンツを制作しました。同コンテンツは、東京都台東区にある、東京国立博物館東洋館で、10月16日まで上映予定です。なお、コンテンツ制作にあたり、東京国立博物館をはじめ、文化財活用センター、中国北京市の故宮博物館などが監修を行いました。

関係者のコメントは…

凸版印刷文化事業推進本部本部長は、熊本城やノートルダム大聖堂など、国内外で破損した事例を挙げ、日本国内でもデジタルアーカイブへの関心が高まっているとコメント。さらに、多くの方がメタバースにも注目していることに触れ、「これまで自社で蓄積した技術を活用し、文化のデジタル変革を支援する」と語っています。

現実の建物は時間とともに老朽化していきますが、デジタルで残したデータは劣化しません。建設当時の美しさを再現する、いまの姿を忠実に残すなど、さまざまな方法での保存も可能です。凸版印刷の技術により、今後も多くの歴史的建造物が、後世まで美しい姿を伝えてくれることに、期待したいですね。

期間限定の鑑賞体験を楽しもう

「故宮VR紫禁城(しきんじょう)・天子の宮殿 TNM&TOPPANミュージアムシアター編」は、期間限定の鑑賞体験です。東京近郊にお住いの方はもちろん、関東へ足を運ぶ機会のある方も、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。美しい宮殿内部の様子を、ぜひリアルに味わってください。

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