コロナ中に話題となり、多くのユーザーを獲得した「17LIVE」が、3Dアバターを用いた配信をスタートしました。VTuberが増加傾向にあるなか、新たなユーザー獲得、より魅力的な配信環境の実現に向けた取り組みが続いています。
バーチャルへの取り組みに積極的な「17LIVE」
「17LIVE」は、全世界に5,000万人のユーザーを抱える、台湾発祥のライブ配信アプリです。ビデオ機能を活用したライブ配信は、コロナ禍で「おうち時間」が急増した際に注目が集まり、日本国内でも多くの方が利用しています。芸能人のライブ配信にも活用されており、DJ KOOさんやGAKTOさん、手越祐也さんなども、「17LIVE」で配信を行い、ファンとのリアルタイムのコミュニケーションを楽しんでいました。
昨今は、VTuber増加の波に乗り、バーチャル配信にも注力。Live2DモデルやOBS Studioを用いた配信で、新たな層の利用者獲得を積極的に行っています。
Vライバーユニットのデビューも
さまざまな媒体でのVTuberの活躍に注目が集まるなか、「17LIVE」でもVTuberの応援・育成を行ってきました。サービス内には「Vライバーカテゴリー」を設立し、Vライバー限定のイベントも開催。運営が認証するライバーのなかにも、「認証Vライバー」が存在し、多くのファンを抱えるVライバーを募っています。
また、過去には戦国武将をモチーフにしたアバターによるガールズユニット「武士来舞(BUSHILIVE)」をデビューさせるなど、さまざまな取り組みでVライバーやそのファンからも注目されています。
新たに3Dアバター対応へ
2023年8月からは、2Dだけでなく、3Dアバターによるバーチャル配信にも対応。VRoid Hubアカウントでログインすると、VRoid Hubにアップロードしたモデルやおすすめモデル、VRoid Hubでいいねをし、配信条件を満たしたモデルなどの利用が可能です。自身の3Dモデルがないという方も、VRoid Hub上にあるモデルを使って3Dアバター配信を行えるのは、うれしいポイントだといえます。
配信は従来通り、スマホのみで簡単に行うことができます。ただし、背景やモーションはデフォルト素材のみとなるため、注意が必要です。
魅力的な機能で配信を楽しもう
3Dアバターでの配信は、2Dアバターにはない魅力でファンを楽しませてくれます。今後も「17LIVE」はアップデートを重ね、よりよい配信環境を提供してくれるでしょう。
リアルなライブ配信は、配信のために部屋や身支度などを整える必要がありましたが、アバターならばこうして手間を省き、プライバシーを保護しながらの配信も可能です。新機能を活用したライブ配信を、ぜひ楽しんでください。