VRを活用した学術イベント「バーチャル学会」が、今年も開催されます。2023年のバーチャル学会の内容は、どのようなものなのでしょうか。

今回は、「バーチャル学会2023」に関する情報をお届けします。

5回目の開催となる「バーチャル学会」

2019年より開催されているバーチャル学会は、5回目の開催となります。ソーシャルVRを利用して学術発表や利用者同士の交流を行い、アカデミックな側面からVR空間の価値を創造・促進するのが、同イベントの目的です。

バーチャル学会は、メタバースプラットフォーム「cluster」「VRChat」で行われます。どちらも国内、そして世界に多くのユーザーがいるので、バーチャル学会に興味を持ったユーザーが多数集まることが期待されます。

2023年の開催は12月！

2023年のバーチャル学会は、12月9日、10日の2日間にわたって開催されます。開催にあたり、8月には公募に関する事前説明会も行われ、バーチャル学会がどのようなものかという紹介もありました。事前告知では、公募希望者だけでなく聴講参加も歓迎するとされていたため、バーチャル学会に興味を持った方のなかにも、説明会に参加した方がいたことでしょう。

気になる内容は

バーチャル学会の内容は、2つの会場で異なります。「cluster」会場では、基調講演や口頭発表、ポスター発表、デモ発表。「VRChat」会場では、オーガナイズドセッションとデモ発表、ポスター発表のフリーインスタンスを実施予定です。基調講演、オーガナイズドセッションは、会場での聴講に加え、YouTubeでのライブ配信も行われるそうなので、メタバースプラットフォームのアカウントがないという方も、気軽に専門家の話を聞くことができるでしょう。

本格的な聴講を希望する方は、cluster・VRChatのインストールやセットアップを事前に行い、スムーズに会場に入れるようにしておくことをおすすめします。バーチャル学会参加に向けて早めに準備を進め、仮想空間での操作などに慣れると、メタバースの魅力をより理解することもできるかもしれません。

さまざまな企画に自宅から参加しよう

バーチャル学会は、VRなどに関するより高度な専門家の話を聞くことができる、チャンスの場でもあります。滅多にない機会を活用し、最新の技術について深く知ってみてはいかがでしょうか。

メタバースを利用したイベントは、自宅にいながら参加でき、移動時間や会場での待ち時間などがないのも魅力です。学会やフェス、展示会など幅広いジャンルのイベントに参加し、快適で楽しい時間を満喫してください。