愛知県扶桑町商工会が、商工会初のメタバース展示会を開催中

愛知県の扶桑町商工会が、全国初の商工会によるメタバース展示会を開催しました。1ヵ月にわたる展示会で、地元の会員企業が、製品やサービスを紹介しています。

「扶桑町商工会メタバース展示会」とは

「扶桑町商工会メタバース展示会」は、11月1日～30日まで、メタバースプラットフォームSpatialで開催中の展示会です。全国のどこからでもアクセス可能な展示会で、出展社はより多くの顧客に、自社の製品・サービスの魅力を伝えられます。

メタバースを会場に開催される展示会は、これまでも多く存在しました。しかし、商工会が単独でメタバース展示会を行った事例はなく、扶桑町商工会主催の今回の展示会は、全国初の試みという点でも、注目を浴びています。

メタバース展示会に出展したのは、扶桑町商工会の会員となっている、以下の8社です。

3Dのリアルな空間を構築できるメタバースは、新たな情報発信の方法や場所の創出に貢献します。全国からのアクセスで、これまでにないビジネスマッチングの機会や新たな顧客とのタッチポイントが生まれるだけでなく、商工会の会員企業がITリテラシーを向上させることにも、大きな効果をもたらすのではないでしょうか。

バーチャル会場だけでなく、リアル会場での展示も開催した、扶桑町商工会。11月8日から10日までの3日間にわたり、メッセ名古屋扶桑町商工会展示ブース内で行われた展示にも、地元・愛知県を中心に周辺地域の人が多く足を運びました。

便利なメタバースはもちろん、リアルな会場との連携も、出展企業の販路開拓につながったことでしょう。

扶桑町商工会が主催するメタバース展示会は、無料で参加できますが、オンラインでの来場には、専用フォームからの来場登録が必要です。アカウント登録も任意で、気軽に足を運べるイベントとなっていますので、気になる方はぜひのぞいてみてください。

今回の取り組みを皮切りに、全国の商工会でもメタバースを活用した展示会や、魅力的なイベントが増えていくことに期待したいですね。