モバイルモーションキャプチャー「mocopi」が、2024年1月にアップデートしました。今回のアップデートにより、新たに「上半身集中モード」などが実装されました。
軽くて可愛い、モバイルモーションキャプチャー「mocopi」
SONYより発売中の「mocopi」は、小型で軽量なモバイルモーションキャプチャーです。6つのセンサーを身体に取り付け、アバターに自身の動きを反映できます。
発売当初からVRChatに対応しており、フルトラッキングでダンス配信などにも活用可能。1つひとつのセンサーがカラフルで可愛いのも特徴で、VTuberをはじめ、バーチャルの世界を楽しむさまざまな人に愛用されています。
1月18日にアップデート
ユーザーのニーズに、より合ったモバイルモーションキャプチャーになるよう、定期的なアップデートを繰り返している「mocopi」。2024年1月18日にはVer.2.0.0がリリースされ、SteamVR利用時のトラッキング精度の改善などが行われました。
これまでmocopiでは、センサーとスマホで制作したモーションデータを、VRChatなどのアプリケーションに直接送信する方法を取っていました。今回のアップデートより、センサーデータを直接VRヘッドセットやコントローラーの情報と連携させられます。VR機器との情報連携は、トラッキング精度の改善に貢献します。
「上半身モード」でトラッキング精度アップ!
さらに、今回のアップデートによりmocopiで「上半身モード」を利用できるようになりました。上半身モードは、VTuberの配信などで上半身のみを撮影したい場合などに活用可能です。
使い方は簡単で、全身トラッキングで足首に装着していたセンサーを上腕部に移動させるだけ。上半身に取り付けるセンサーが増えることで、トラッキング精度をアップさせます。mocopiでは腕を上に上げる動きが反映されにくいという課題がありましたが、上半身集中モードを使えば、腕の動きもよりなめらかにアバターに反映できます。
なお、2023年10月には上半身モードに先駆け「下半身モード」も実装されています。上半身・下半身のいずれかの動きのみを配信や動画で使いたい場合も、mocopiなら希望通りのアバターアクションを実現できそうですね。
バーチャル配信などに活用しよう
軽量で見た目も可愛いモバイルモーションキャプチャー「mocopi」は、1月のアップデートでより高精度になりました。バーチャル配信などに活用し、よりリアリティあるアバターアクションを楽しみましょう。