交通事故リスクが高い小学校低学年向けのイベントで、バーチャル技術を活用したコンテンツが体験できます。「交通安全教室&こども万博mini in 柏原」は、1月19日開催です。
深刻視される、小学校低学年の交通事故リスク
「魔の7歳」と呼ばれる小学校低学年の子どもは、交通事故に遭うリスクが最も高い年代だといわれています。自立した行動が増える反面、まだ視野が狭く注意力散漫な低学年の子どもの事故の割合は、小学校4年生以上と比べると非常に高いです。
特に、1.2年生は通学中の事故が他学年と比べて多く、時代が変わっても大きな社会課題の1つとして、深刻視されています。
柏原市が「交通安全教室&こども万博mini in 柏原」を開催
大阪府柏原市は、交通事故リスクの高い年齢層の子ども向けに、eスポーツを活用した体験で交通安全を学ぶイベント「交通安全教室&こども万博mini in 柏原」を開催します。eスポーツと実車展示を組み合わせた、これまでにない形の交通安全教室は、小学生と年長児、その保護者、柏原市および近隣の住民が参加可能で、参加費は無料です。
また、交通安全教室と併せて、「こども万博mini」も開催されます。会場では交通安全にまつわるコンテンツのほか、子ども向けの縁日やワークショップなども楽しめるので、家族での外出にも最適です。
気になるイベント内容は?
柏原市役所 1階・2階で行われるイベントでは、以下の内容を体験できます。
- 「グランツーリスモ7」で学ぶ安全運転:人気レースゲーム「グランツーリスモ7」による体験学習。最新のリアルドライビングシミュレーターで、子どももパトカーの運転を疑似体験できる
- 地域密着型 交通安全クイズ大会:柏原警察署の警察官が講師となり、くいずを通じて子どもたちに交通ルールを教える
- パトカー・白バイ展示:パトカーと白バイの展示、試乗体験では、実際の車両との記念撮影も可能
- こども万博mini:子どもたちが店長となりサービスを提供する「こども縁日」は、8種類の出店を予定
バーチャルでの体験やクイズが、交通ルールを守り、安全に過ごすための意識作りになることに、期待したいですね。
事前申し込みをして参加しよう
「グランツーリスモ7」を使った体験型学習は、「パトカーの運転を疑似体験できる」という興味深い環境のなかで、実践的な危険予測や、即座の判断力を学べるものです。楽しみながら学べる交通安全教育プログラムは、子どもたちにどのような効果をもたらすのでしょうか。
柏原市で開催される「交通安全教室&こども万博mini in 柏原」への参加は、事前申し込みが必要です。詳しい方法は、「子ども万博公式LINE」を友達登録して確認しましょう。