一般社団法人VRMコンソーシアム(東京都中央区)が、「アバターアワード2024」の審査結果を発表しました。2つの部門で受賞したのは、どのような作品なのでしょうか。
5回目となった「アバターアワード」
「アバターアワード」は、一般から募集した3Dアバター作品の中から、優れた作品を表彰するイベントです。2024年で5回目の開催となり、アバター文化の振興と、クリエイターの社会的認知度向上に貢献しています。
2024年のアバターアワード審査員には、人気ファッション誌「VIVI」をはじめとした数々の雑誌を手がけてきたファッション・クリエイティブ・ディレクターや、世界の舞台で活躍するファッションデザイナーなどが参加しました。
2024年のアバターアワードは「XR Kaigi 2024」との共催です。審査結果は2024年12月12~13日に行われた「XR Kaigi 2024」で、発表されました。
2つの部門で受賞作品を決定!
「アバターアワード2024」は、「アバター部門」と「アバターライフ部門」の2つの部門で作品を募集しました。
「アバター部門」は、アバターのキャラクター性やファッション性、先進性など、さまざまな観点からアバターを審査しました。。「アバターライフ部門」は、アバターならではの活動とその日常をテーマにした作品が対象になりました。
2024年の「アバターアワード」では、アバター部門に145点、アバターライフ部門には343点の応募がありました。
2024年の結果は?
「アバター部門」で最優秀賞に輝いたのは、REIRO_MCno151 VBC CLI⽒の「REIRO_14th リインカーネーショナーズ ミゼリコルデ・オーバード」です。「アバターアワード」の常連であるクリエイターREIRO氏の手がけたアバターは、ランウェイでもひと際注目を浴びました。
また、優秀賞にはフィヤン子氏の「一夜とわ子」、sologuisan氏の「白百合」、はむこ先生氏の「桜梅桃李」が選ばれています。
「アバターライフ部門」では、ききょうぱんだ @ぱんだ歌劇団座長⽒による作品でした。複数体のパンダアバターが大きなバースデーケーキを囲んで踊っているような1枚が、大賞を受賞しました。
2025年も魅力的な作品に期待!
5回目の開催となった「アバターアワード2024」では、常連クリエイターのアバターと、不思議な魅力を放つアバターライフを写した1枚が、大賞に輝きました。メタバースユーザーが徐々に増加するなか、2025年も多くの作品が集まることに期待したいですね。