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SDGsで掲げられる「17の目標」とは?その1

2030年までに達成すべき世界の持続可能な開発目標「SDGs」への取り組みは、日本でもどんどん広がってきています。メタツアーズでもSDGsについて知り、学べるツールをご用意していますが、SDGsの17の目標がどのようなものか詳しく知らないという方もいるのではないでしょうか。

そこで今回から4回に渡り、SDGsの目標について1つずつ解説していきます!

SDGsの目標①貧困をなくそう

2000年以来、世界の貧困は半分以下に低下していますが、未だに発展途上地域では10人に1人が非常に貧しい生活を送っています。

そこで、世界のさまざまな場所で起こっている貧困に終止符を打てるよう、持続可能な雇用を提供し、平等をを促進させる必要があります。また、貧困とは離れた生活を送っていた人でも、災害などで予期せぬ経済的損失に見舞われる可能性も。こうした幅広い貧困をなくすための支援や対応が求められています。

SDGsの目標②飢餓をゼロに

現在、世界の人口のうち9人に1人は栄養不良の状態です。栄養不良の人の割合は開発途上国では人口の12.9%、アジア圏では全体の3分の2ともいわれています。このような状況を改善するには、食料を安定的に確保し、栄養不良や発育不全の子どもが減少するような取り組みが必要です。

飢餓をなくすため最も重要なのは貧困をなくすことではなく、環境を守り、農業生産性を高めることだといえます。土壌や森林、海洋などを守ることで、世界の人口をまかなえる食料を確保することができるのではないでしょうか。

SDGsの目標③全ての人に健康と福祉を

1990年以来、5歳の誕生日を迎えられず命を落とす子どもは毎年500万人を超えます。また、2000年以来減少傾向にある妊産婦の死者数ですが、まだまだ開発途上地区では多く、適切な産前ケアなどが求められます。さらに、エイズやマラリアなどのさまざまな疾病により世界で命を落とす人は、未だ後を絶たない状況です。

あらゆる年齢の人々が健康的な生活を確保するには、さらなる医療の進歩や、すべての人が平等にケアを受けられる環境を整えることが大切です。また、衛生状態の改善や保険制度への財政確保など、課題は多いといえるでしょう。

SDGsの目標④質の高い教育をみんなに

開発途上国では5700万人の子どもが学校に通えておらず、世界では6億を超える若者が、基本的な読み書きの能力や算術の能力に欠けています。学校に通えていない子どもがいる地域は偏っていますが、こうした地域の子どもも平等に学習の機会を得る必要がありますし、またより多くの人が質の高い教育を受けられる環境を整えていくことも重要です。

質の高い教育を受ければ、生活の質の改善はもちろん、世界のさまざまな課題への革新的な解決策を生み出すこともできるようになります。こうした教育を、子どもはもちろん、幅広い年代に公平に提供し、生涯学習の機会を促進することも、SDGsの目標の1つです。

メタツアーズはVRとドローンでSDGsを学べる!

今回はSDGsの4つの目標をご紹介しました。これらの課題をはじめ17の目標の達成に少しでも近づくためには、大人も子どもも、多くの人がSDGsを意識しながら自身にできることを実行していくことが大切です。

メタツアーズでは小学生や中学生、高校生がSDGsについて仲間と学び、考えられる新たな教育ツール、デジタル教科書をご用意しています。VRとドローンを使った新時代の学習方法で、楽しくSDGsを学びながら、ドローン操作についての力も身に着けることも可能。

ネット環境があれば、場所や時間を問わずどこでも受講できるデジタル教科書を、ぜひ学校教育に導入してみてはいかがでしょうか。

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