エンタメはもちろん、さまざまな分野に導入・活用されているVR。教育に関するVRコンテンツも多数生まれていますが、学習だけでなく学校の文化祭にもVRを使用したユニークな企画が登場しています。
今回は、学校文化祭へのVR活用事例をご紹介します。
さまざまな場面で活用されるVR
以前は「VR=ゲーム」という印象が強かったですが、技術の進歩とコロナによる外出自粛などが相まって、現実にはできないさまざまな体験ができるVRは活躍の場をどんどん広げています。
たとえばVRで仮想空間内でイベントやライブに参加する、国内・海外のさまざまな場所へ旅行に行くといった楽しみ方は、多くの人が行っています。また、社員研修にVRを導入することで、より実践的な研修を、新人育成のコストを削減しながら実現できます。
文化祭でもVRが活躍!
今後も幅広い分野への進出が期待されるVRは、学校教育の現場にも徐々に導入されてきています。そんなVRを、文化祭でも活かし、これまでにない企画・出し物を行っている学校もあるようです。
文化祭でのVR活用事例①
新型コロナウイルス感染症の影響で、全国の学校では多くの行事が縮小・中止に。校外からも人が集まる文化祭も、中止という選択を取る学校も少なくありませんでした。
そんななか、オンラインやVRを活用し、文化祭そのものをオンラインで行うという選択をした学校も。「密」を避けながら楽しい思い出を作るという工夫も行われました。ネット上に作られた仮想空間で、VRによるリアルな作品展示を多くの方に見てもらうなどの企画もなされました。
オンライン・VRを駆使した新たな形の文化祭は、ネットを通じたメッセージの伝え方について考える貴重な機会となると、専門家からも評価されています。
文化祭でのVR活用事例②
文化祭の定番の1つといえばお化け屋敷ですが、VRを使った新たな形のお化け屋敷も登場しています。VRゴーグルを装着し、360度仮想現実のなかに入り込んで体験するお化け屋敷は、生徒がセットを作りお化け役を演じる従来のお化け屋敷よりも大きな恐怖感を味わうことが可能。
音と映像によるリアルな演出は人気を集め、ある高校の文化祭では1時間以上の順番待ちとなったそうです。
文化祭でのVR活用事例③
東京の筑波大学附属高校では、生徒が一丸となりVRコースターを制作。ジェットコースターを文化祭の企画とするのは技術・場所などさまざまな観点からほぼ不可能でしたが、VRによって実現しました。
VRゴーグルを装着することで、低速で走る木製のコースターに乗りながら、猛スピードで走るトロッコに乗車しているような感覚を味わうことが可能。スリル満点で好評を得たこのコースターには、文化祭が行われた2日間で、およそ300人が乗車したそうです。
VRを利用した疑似体験をメタツアーズでも
文化祭そのものをオンラインやVRを駆使して行うという選択はもちろん、文化祭の出し物としてのVRコンテンツの利用、自分たちでVRコンテンツを制作するといった動きも徐々に増加してきています。
ゴーグルを装着することで、現実とはかけはなれた世界を体感できるVRにより、さまざまな疑似体験が可能です。
メタツアーズでも、世界の名所を訪れたような体験ができるコンテンツや、VRを駆使した教育ツールなどをご用意しています。授業の一環としても、ぜひご活用ください。メタツアーズのコンテンツを通し、自粛ムードが続くなか、VRを通し生徒さんたちがより多くの経験をできれば幸いです。
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