2023年1月15日(日)より、静岡県沼津市の港八十三地で、体感型VRアトラクション「VR深海アドベンチャー ディープクルーズ」がオープンしました。4D仕様のアトラクションによって、どのような駿河湾の魅力を体感できるのでしょうか。

今回は「VR深海アドベンチャー ディープクルーズ」をご紹介します。アトラクションのある港八十三地には、飲食店やお店も多くあるので、さまざまな形で楽しむことができますよ。

深海水族館もある沼津港

「VR深海アドベンチャー ディープクルーズ」がオープンしたのは、普段から飲食店や水族館でにぎわいを見せる静岡県沼津市の港八十三番地です。沼津港にはいくつか水族館がありますが、日本一深い静岡県の駿河湾には深海魚が多く生息しており、最深部2,500mを生かした「沼津港深海水族館」が特におすすめです。水族館のなかには、約200種類の深海生物が3,000匹おり、珍しい深海魚を間近で見ることができる水族館として親しまれています。

沼津深海水族館は、「生きた化石」と呼ばれるシーラカンスが展示されているのも特徴です。珍しく貴重なシーラカンスを、沼津深海水族館ではなんと2体を冷凍個体として、3体を剥製として見ることができます。

「VR深海アドベンチャー ディープクルーズ」がオープン！

そんな沼津港に、今回オープンしたVRアトラクション「VR深海アドベンチャー ディープクルーズ」。駿河湾が舞台となるVR空間へ行き、潜水艦に乗って未知なる遺跡の探索や、海底で暮らす見た事のない生物を、リアリティあふれる映像で体感することができます。

このコンテンツは、バーチャルコンテンツを手がける「ティフォン」（東京都品川区）と共同で開発しています。4D要素を取り入れた映像で、最大18人まで同時プレイが可能。最先端をいくVR技術搭載した、ライドアトラクションです。

体験は専用の椅子に座り、VRゴーグルをかけて行います。岩場をすり抜けるときなどには椅子も連動して動くので、さらなる臨場感を味わうことができるでしょう。駿河湾の海中を全方向360°見渡すことができ、深海魚が現れると説明文も表示してくれます。

イワシの大群や珍しいシーラカンス、深海に生息していると言われているダイオウイカなど、およそ40種類以上の海洋生物の観察が可能です。アトラクションは、幻想的な深海生物を見ることができる「ファンタジー」と、深海ならではの少々不気味な生物が出てくる「ホラー」の2種類のコースを用意しています。

ただ深海の生物を見るだけでなく、ストーリーもしっかりと考えられているので、海底遺跡と生態系を調査をしに行く探検家の気分になって、深海を巡ることができるでしょう。

港でのお食事やお買い物も楽しんで

沼津港の「港八十三番地」は、深海に特化した施設だけでなく、おいしい食べ物やお買い物も楽しめる複合モールです。　どこか懐かしく暮らしに溶け込んでおり、「安い」「おいしい」「サービスがいい」の、三拍子がそろっている場所です。飲食店では普段食べ慣れている魚から珍しい高級魚までを、お寿司や浜焼きなどにして食べることができます。

また、イベントやマーケットも頻繁(ひんぱん)に開催され、大勢の方が集まる夏祭りや朝市なども楽しめるでしょう。アトラクションを体験する前後に、心温まる沼津港でお腹も気持ちも満たされてみてはいかがでしょうか。

神秘的な深海を堪能しよう

沼津港にオープンした「VR深海アドベンチャー ディープクルーズ」は、VRと専用の椅子を使用し、潜水艦に乗って未知なる遺跡の探索や海の生態を見る体験ができます。4D仕様なので椅子が連動するなど、目で楽しむだけでなく、体でも体感することができるので、より臨場感あふれるアトラクションとなっています。

沼津港の港八十三番地は、地元で採れた食材をふんだんに味わうことができるお店やショッピングも楽しめるので、ぜひ足を運んでみてください。