WBCで活躍した世界の大谷の打球は、チェコ戦で191km/hにもなったことをご存じでしょうか。その高速打球を、物理系Vtuberのかずみさんがバーチャル空間で再現。自ら体験した動画を、YouTubeにアップしました。VRを使って、かずみさんはどのような体験を行ったのでしょうか。

今回は、Vtuberが体験した大谷翔平選手の高速打球について紹介します。

技術系VTuber・かずみとは

かずみさんは、YouTubeで物理エンジンのVR動画をメインに制作している、技術系Vtuberです。これまで130本以上の動画をアップし、あらゆる検証動画や強化学習動画などを制作。なかには100万回再生を超える人気動画もあり、チャンネル登録者数も右肩上がりに伸びているクリエイターの1人です。

普段は物理エンジンやVRで、アニメ「イナズマイレブン」や「ドラベース」、「ブルーロック」などに登場する人物の必殺技を、バーチャル世界で検証する動画が多く制作。ほかにもアニメを知らない方でも楽しめる動画がたくさんアップされているので、どんな方でも楽しめるのではないでしょうか。

WBCでも大活躍！大谷翔平の打球を体験

かずみさんは自身のYouTubeチャンネルで、大谷翔平選手がWBCチェコ戦で見せた191km/hの弾丸ランナーを、VRで体感する動画を作成しました。動画ではで大谷選手が見せた高速弾丸ランナーを、かずみさん本人が体験として見ることができます。

今回の野球検証動画は3本目で、過去2回の動画では、ボールに軌道をつける体験をしたとのこと。しかし、今回はあえて軌道をつけずに検証してみた結果、ボールが小さすぎて見づらかったと、反省点も述べています。今回の結果をもとに、次に野球の動画制作する際にはやり方を戻す、または変える方向で検討しているそうです。

高速打球は圧倒的な「恐怖」が…

今回、大谷選手の弾丸ランナーを体験するにあたり、バーチャル空間には現実そっくりな野球場を再現。さらに大谷選手に似せたバッターとピッチャーを用意し、191km/hの打球をかずみさん本人が体験しました。

大谷選手が放つ打球には、あらゆる設定を加えることができ、かずみさんは速度や角度などの変更も試していました。実際にセカンドやライトなどに球が飛んでくるよう調整も加え、さらに150km/hと191km/hの違いも体感。その差は歴然で、猛スピードの球が飛んでくるのがわかりました。

さらにかずみさんはピッチャーの位置に立ち、投げた球が大谷選手によってピッチャー返しされる状況も作りました。その結果、とてつもなく高速な球が飛んできて、死を感じるような恐怖を体験したそうです。また、球を大きくしたら怖くないだろうという考えから、ボールを10倍の大きさに変更し再び挑戦を試みましたが、それでも同様の恐怖を感じたようです。

プロスポーツを体験できるメタバースへ行ってみよう

世界で活躍する大谷翔平選手のWBCでの高速打球を、技術系VtuberかずみさんがVRで再現しました。今回の体験は、世界で活躍する大谷選手を身近に感じられ、なおかつVR技術の進歩を見られるものとなったことでしょう。

恐怖すら覚える高速打球の様子は、かずみさんのYouTubeチャンネルで見ることができます。ぜひチェックしてみてください。