東京大学VR教育研究センターが、6月にメタバースラウンジの設立を予定していることを発表しました。4月には協賛企業の募集や説明会なども開催され、本格始動に注目が集まっています。
今回は、「メタバースラウンジ」について解説します。
東京大学VR教育研究センターとは
「メタバースラウンジ」を設立する東京大学VR教育研究センターは、急速な成長を遂げるVRの研究において、国際的なイニシアティブを確立し、先端技術の普及とVRを活用した先進的教育システムの導入推進を目的に活動する機関です。
本センターは、VRを教育に導入することで体験を伴う教育を実現。効率を高めた学習が可能だと考えます。また、日常生活や産業にVRを導入すれば、幅広い世代・分野の人の能力を大幅に拡張できるとしています。
6月に「メタバースラウンジ」を設立?
「メタバースラウンジ」は、VRを活用したコミュニケーション空間や取り組みに関する情報を共有し、メタバースを活用した未来について議論することを目的に設立されます。VRを中心とした技術を学ぶ「メタバース基礎講座」や、社会応用・先端的取り組みを行っている研究者や専門家を講師に招いて行う「メタバース発展セミナー。さらにラウンジ参加者が各々の取り組みについて紹介し、情報交換をする「メタバースサロン」などのプログラムを実施予定です。
また、学生と交流しながら、実際にバーチャル空間を構築したり、メタバースの社会実装プランを考えたりする「メタバースプロトタイピング・メタバースミートアップ」といったプログラムも計画されているとのこと。VRに関する講義、発表、交流など、さまざまな体験により多くの学びや発見が得られそうです。
4月より協賛企業も募集中
「メタバースラウンジ」設立に先立ち、東京大学VR教育研究センターは4月1日から協賛企業の募集を開始。4月12日にはメディア・協賛企業向けのオンライン説明会も実施されました。
新たな空間やプログラムが、協賛企業によりさらに盛り上がることに期待したいですね。
最先端のVR教育の情報も?ラウンジオープンに注目しよう
6月1日オープン予定のメタバースラウンジ。東京大学VR教育研究センターによる、最先端のVR教育に関する情報や研究なども共有されるのではないかと、注目が集まっています。
ラウンジがオープンしたら、メタバースニュースでも魅力的なプログラムの内容について、情報をお届けしたいと思います。