2022年12月、メタバースに特化したビジネス展示会「Meet XR in 東京 2022」がオンライン・オフラインで開催されました。実際にXRを体験したり、さまざまなビジネスマッチングの機会を与えたりしてくれるだけでなく、「XR Kaigi 2022」との合同開催ということもあり、開催前から注目を集めたイベントでもありました。

今回は、「Meet XR in 東京 2022」がどういったイベントだったのかを詳しく見ていきましょう。

「Meet XR」とは

「Meet XR」は、VRやAR、MRといった「XR」と呼ばれるツールの活用に関心のある、さまざまな企業や投資家の方を対象にした展示会イベントです。トレーニングや3Dデータの活用、コミュニケーション、プロモーション、エンターテイメントといった、多様なユースケースに取り組んでいる業界企業の体験展示やビジネスマッチングの機会を提供します。

「XR業界の企業とｍXRで取り組みを検討している企業のマッチングを加速させたい」という主旨で、2017年から「VR/AR/MR ビジネスEXPO」を開催。2022年に現在の展示会名にアップデートしました。東京開催の前の2022年6月には、大阪にあるグランキューブで「Meet XR」が行われています。

「XR Kaigi 2022」と合同開催！

2022年12月開催の「Meet XR in 東京 2022」は、「XR Kaigi 2022」との合同開催でも注目を浴びました。「XR Kaigi 2022」は国内最大級のXR・メタバースのカンファレンスです。

開催日はオンラインが2022年14～16日、オフラインが2022年12月22、23日でした。オンラインは公式サイトから誰でもアクセス可能、オフラインは東京にある東京都立産業貿易センター浜松町館で開催され、どちらも2つのイベントへの参加を目的とした多くの来場者でにぎわいました。

多数企業の出展で大盛況

オンライン会場は空間の使い方次第で参加企業をどれだけでも増やすことができますし、来場者の方も会場までの距離などに悩まないため、出展企業にとっても来場者にとってもメリットが多くあります。

コロナ禍の影響で、2020年から多くのイベントがオフラインでの開催を自粛していましたが、徐々に再開。「Meet XR in 東京 2022」も、オフライン会場に30社の展示ブースが設置されました。

メタバースニュースでもご紹介したことのある「Gugenka」や大手通信会社でメタバースへの進出も注目を浴びるドコモをはじめ、メタバース・XR分野で活躍する企業が魅力的な展示内容で、オフライン会場を盛り上げました。

幅広い業種の企業に、XRを

XRはエンターテイメントの要素はもちろん、さまざまな業種の企業の業務効率化や発展を支えるツールとしての期待値が高いものです。今回ご紹介した「Meet XR in 東京 2022」のような、企業や投資家向けの展示会を通し、多くの企業がXRの導入を検討し、活用していけるとよいですね。